不相応
ふそうおう
形容動詞名詞頻度ランク #38335 · 青空 204 例
標準
unsuited
文例 · 用例
彼は寝具だけは身分不相応のものを作っていて、羽根蒲団など、自分で鳥屋から羽根を買って来て器用に拵えていた。
— 岡本かの子 『老妓抄』 青空文庫
この一条の水路は甚だ狭隘にしてかつ甚だ不潔なれども、不潔物その他の運搬には重要なる位置を占むること、その不快を極むるところの一路なるをも忌み厭ふに暇あらずして渠身不相応なる大船の数※出入するに徴して知るべし。
— 幸田露伴 『水の東京』 青空文庫
畢竟祖父祖母が下女下男を多く使って居た時の習慣が遺って居たので、仏檀神棚なども、それでしたから家不相応に立派でした。
— 幸田露伴 『少年時代』 青空文庫
宿はもと料理屋であったのを、改めて宿屋にしたそうで、二階の大広間と云うのは土地不相応に大きいものである。
— 寺田寅彦 『嵐』 青空文庫
むろん奢り贅沢はいけませんが、身分不相応な切り縮め方をして、子供や使っている人を、営養不良色にして得意になっているのは、これまた贅沢の一つです。
— 岡本かの子 『仏教人生読本』 青空文庫
彼は寝具だけは身分不相応のものを作っていて、羽根|蒲団など、自分で鳥屋から羽根を買って来て器用に拵えていた。
— 岡本かの子 『老妓抄』 青空文庫
わしは分不相応なことを希つてゐたのだ。
— 新美南吉 『良寛物語 手毬と鉢の子』 青空文庫
私たちは、不相応の大きい貝殻の中に住んでいるヤドカリのようなもので、すぽりと貝殻から抜け出ると、丸裸のあわれな虫で、夫婦と二人の子供は、特配の毛布と蚊帳をかかえて、うろうろ戸外を這いまわらなければならなくなるのだ。
— 太宰治 『親友交歓』 青空文庫
作例 · 標準
その豪華なドレスは、彼女の地味な性格には不相応だった。
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彼はまだ若く、この重責は不相応だと感じているようだ。
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不相応な地位に就くと、周囲からの期待に応えられず苦しむことになる。
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