分納
ぶんのう
名詞動詞-サ変動詞-他動詞
標準
installment payment (instalment)
文例 · 用例
「この頃は、盗を働いて、鼠の番もせんせに、大分納屋の麦を鼠に食われよる。
— 黒島伝治 『「紋」』 青空文庫
人間はそれぞれの明白な心の目標があって、それに向かわんために充分納得して寒苦と戦っているが、犬はなんのためだか、ちっともわからないで、ただたよる主人の向かう所なら、さもうれしげに死の雪原に突進するのである、犬でもやはり苦しくなくはないであろう。
— 寺田寅彦 『映画雑感(1)』 青空文庫
吉田首相が記者会見のとき、連合国の日本民主化方策について、はじめは危惧の念を抱かないでもなかったが、この頃は我々にも十分納得ゆくようになって欣びにたえない、と語ったことは現実的な深い内容を暗示した。
— ――日本の文化のまもり―― 『三年たった今日』 青空文庫
一方に、当時のゴーリキイとしてはレーニンの考え方に十分納得出来かねるところがあり、そのため一九二三年、レーニンのすすめで彼がイタリーのソレントに療養生活をするようになった時も、いろいろの噂があった。
— 宮本百合子 『逝けるマクシム・ゴーリキイ』 青空文庫
別れ際に父は、舎費を三ヶ月分納めたので、先刻渡した小遣銭を半分ほどこつちに寄越せ、宿屋の払ひが不足するからと言つた。
— 嘉村礒多 『途上』 青空文庫
トタンに吾輩が犬の首ッ玉を吊るしてポケットに半分納めかけている現場が見えた。
— 夢野久作 『超人鬚野博士』 青空文庫
けれども読者である我々はそれで充分納得して、その微細なニュアンスからピエルの全貌を歴々と想像しながら読了してしまふ。
— 坂口安吾 『意慾的創作文章の形式と方法』 青空文庫
わたくし、その結果を見まして――いや、もう、外れる筈のものではありませんが、ここが俗人の浅間敷いところで、かうして充分納得させていただきましたうへで、早速とる物もとりあへず病院へ駈けつけまして、河馬の先生、イヤ、院長の先生にお目にかかり、直ちに退院していただくことに致しませう。
— 坂口安吾 『盗まれた手紙の話』 青空文庫
作例 · 標準
パソコンの代金を3回の分納で支払う手続きをした。
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一括で払うのは厳しいので、税金を分納できないか相談に行った。
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学費の分納が認められたおかげで、退学せずに済んだ。
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標準
installment delivery
作例 · 標準
部品が足りないため、今月の納品は分納とさせてください。
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注文した本が一度に揃わず、2回に分けて分納された。
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倉庫のスペースがないので、資材は分納で受け入れている。
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