白球
はっきゅう異読 はくきゅう
名詞
標準
white ball (baseball, golf ball, etc.)
文例 · 用例
欄柱に群り立った鈴のような白球灯と豊麗な女神の立像は、対岸の緑色濃やかなサンゼリゼの森の上に浮き上り、樹間を流れる自動車も橋の女神の使者かと見えるほど、この橋は壮麗を極めていた。
— 横光利一 『旅愁』 青空文庫
グラウンドには、真新らしいユニホームの大学の選手たちが、快音を谺するシート・ノックの白球を追って、きびきびと走り廻っている。
— 山川方夫 『昼の花火』 青空文庫
その速い白球の線で結びあって、声をかけ激励しあう若々しいナインを、だが、彼は強烈な光のように感じていた。
— 山川方夫 『昼の花火』 青空文庫
そのとき、白球が三遊間を抜いた。
— 山川方夫 『昼の花火』 青空文庫
白球百三十四、黒球百二十五、ついにこの議員買収案は九票の差で衆議院を通過した。
— 大鹿卓 『渡良瀬川』 青空文庫
その、陣形の中宮に、白球をもった星川余一と、紅球を持った万千代とが、ゆだんのない顔をして立つと、菊池半助はその紅球をとって、もとの場所へかえることを、また木隠龍太郎は一方の白球を取ることを、試合目付から命じられた。
— 吉川英治 『神州天馬侠』 青空文庫
陣をくずした小姓組の者をいつのまにかとびこえたのであろう、木隠は白球を手に、菊池半助は紅球を手にして、最初の位置に立っている。
— 吉川英治 『神州天馬侠』 青空文庫
作例 · 標準
少年たちはグラウンドで白球を追いかけ、汗を流した。
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彼の放った白球は、ぐんぐん伸びてスタンドインした。
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夜空に打ち上げられた白球が、美しい弧を描いた。
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