皇位継承
こういけいしょう
名詞
標準
(Japanese) imperial succession
文例 · 用例
しかも、北條氏が皇位継承の問題にさへ、容喙することを憤らせ給うた天皇は、後鳥羽上皇の御志を継ぎ、夙に、北條氏討滅の御計画を廻らせられてゐた。
— 菊池寛 『二千六百年史抄』 青空文庫
正中元年その御計画は、北條氏の探知するところとなり、資朝、俊基の公卿を始め、土岐頼兼、多治見国長などの犠牲者を出したが、天皇は隠忍してその時機を待たせられて居たが、嘉暦元年北條氏の皇位継承に対する干渉露骨となるや、天皇の御決心いよ/\深く、北條氏討伐の御計画は、正に一触即発の域に達した。
— 菊池寛 『二千六百年史抄』 青空文庫
後年南北朝の休戦条約に交替に皇位継承というのがあるが、それは当時の新工夫ではなく、非常に古い源流があったのではないかと思われる節々もあるのです。
— 高麗神社の祭の笛――武蔵野の巻―― 『安吾の新日本地理』 青空文庫
人臣の身をもって皇位継承に、容喙するの無道なる、不忠不義至極とおぼゆるぞ」 御門跡の御声はいよいよ鋭く、ますます熱を持って響かれた。
— 国枝史郎 『あさひの鎧』 青空文庫
である以上、良人たる中ノ大兄が依然たる摂政太子の身分にとどまつてゐようが、それとも正式に皇位継承の手続を経たスメラミコトであらうが、そんなことにかかはりなく、朝廷の絶対権威は微動だもするはずはないのであつた。
— 『白鳳』第二部 『鸚鵡』 青空文庫
天武帝が礼仏の雰囲気のうちで崩じたに反して、天智帝は皇位継承のゴタゴタのうちに崩じたのである。
— 和辻哲郎 『古寺巡礼』 青空文庫
「では、御位はこの宮でいらせられましょう」 といえば、「いうまでもないことじゃ」 こうして皇位継承は短時間のうちに決定した。
— 第八巻 『現代語訳 平家物語』 青空文庫
これ以後北条氏の力は皇位継承にまで常に干渉いたすようになった。
— 風巻景次郎 『中世の文学伝統』 青空文庫
作例 · 標準
大学の歴史学の講義で、古代から中世にかけての皇位継承を巡る争いとその歴史的背景を深く掘り下げた。
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皇位継承の順位を定める皇室典範の改正に関する議論が、有識者会議によって慎重に進められている。
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新しい天皇が即位される儀式をテレビで拝見し、皇位継承という伝統の重みを改めて肌で感じた。
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