馴れ馴れしい
なれなれしい
形容詞
標準
overly familiar
文例 · 用例
」 馴れ馴れしい言葉をかけた。
— 黒島伝治 『国境』 青空文庫
家へ帰りつくまでには、背後の犬もどこかへ雲散霧消しているのが、これまでの、しきたりであったのだが、その日に限って、ひどく執拗で馴れ馴れしいのが一匹いた。
— ―伊馬鵜平君に与える― 『畜犬談』 青空文庫
」ひどく、馴れ馴れしい口調である。
— 太宰治 『新樹の言葉』 青空文庫
」と、ひどく馴れ馴れしい口調で問ひかけて来るので、才之助もそれにつられて気をゆるし、「はい、江戸へ帰ります。
— 太宰治 『清貧譚』 青空文庫
そして富之助に對する態度も夏休前とは全く異つて、異常に鄭重で、少しも馴れ馴れしい所を示さなかつた。
— 木下杢太郎 『少年の死』 青空文庫
僕の血を煮えくら返すような屈辱的な馴れ馴れしい様子で。
— コナンドイル 『グロリア・スコット号』 青空文庫
その晩、彼の女が友人に対する馴れ馴れしい調子から見ると、その時分から、もう、とうに関係があったかも判らないし、友人の細君の云った詞の意味も判るが、由来、そんなことに疎い私は、軽いあっさりした女の調子が、すっかり気に入ってしまって、ばかに愉快であったから、みょうに躁いでおそくまで話して帰った。
— 田中貢太郎 『妖影』 青空文庫
紳士は千人風呂の中にいたとは打って変わった馴れ馴れしい態度で話しかけ、「あなたがたはもう長らくご滞在ですか?
— 小酒井不木 『メデューサの首』 青空文庫
作例 · 標準
初対面なのに馴れ馴れしい態度で肩を叩かれ、不快な気分になった。
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彼は誰にでも馴れ馴れしい話し方をするが、悪気はないようだ。
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馴れ馴れしい接客は人によって好みが分かれるが、私は丁寧な方が好きだ。
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