人工心臓
じんこうしんぞう
名詞
標準
artificial heart
文例 · 用例
これは『人工心臓』などとともに医学博士である博士にでなければ書けない多分に実験的理論的医学の知識を内容にとり入れたものであるが、その構想には奔放な詩人の想像力と情熱とが浸透している。
— 平林初之輔 『作家としての小酒井博士』 青空文庫
同じく心臓を扱った作に「人工心臓」というのがある。
— 国枝史郎 『大衆物寸観』 青空文庫
ところが、ある日、私が博士を訪ねて、ふと、空中|窒素固定法の発見者ハーバー博士が近く来朝することを語ると、何思ったか博士は、今日はかねて御望みの人工心臓発明の顛末を語りましょうといって、機嫌よく話し出したのである。
— 小酒井不木 『人工心臓』 青空文庫
…………人工アメーバと、人工心臓とは、共にアメーバなり、心臓なりの運動を、無機物を使って模倣し、生物の運動なるものは、決して特殊な、いわば神変不可思議なものではなく、全然機械的に説明の出来るものだということを証明するため、考案せられたものであります。
— 小酒井不木 『人工心臓』 青空文庫
次に、人工心臓です。
— 小酒井不木 『人工心臓』 青空文庫
次に人工心臓の現象はどうして起きるかと言いますと、硫酸液中の水銀に鉄の針を触れますと酸性の液の存在のために、接触電気が起って、その電気は金属と液体とを伝わって流れます。
— 小酒井不木 『人工心臓』 青空文庫
二 かようなことを長々説明しては定めて御退屈でしょうけれども、私が人工心臓を思い立った動機がここにあるのですから、人工アメーバと人工心臓のことを委しく申し上げたのです。
— 小酒井不木 『人工心臓』 青空文庫
然し、無論、私の発明しようとした人工心臓なるものは、今御話し致しました人工心臓とは根本的にちがったものであります。
— 小酒井不木 『人工心臓』 青空文庫
ウィキペディア
人工心臓(じんこうしんぞう)とは、心臓の機能の代替もしくは補助を行うために用いられる人工臓器である。
出典: 人工心臓 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0