BIS
ビス異読 ビーアイエス
名詞頻度ランク #12588 · 青空 0 例
標準
Bank for International Settlements
文例 · 用例
茶をのんで粗末なビスケットを二つ三つかじる。
— 寺田寅彦 『高知がえり』 青空文庫
娘は毛布をかけてねたまま手を出してビスケットを取って食っている。
— 寺田寅彦 『高知がえり』 青空文庫
帰りに追分辺でミルクの缶やせんべい、ビスケットなど買った。
— 寺田寅彦 『震災日記より』 青空文庫
若い芸妓たちは、娘の挑戦を快くは思わなかったらしいが、大姐さんの養女のことではあり、自分達は職業的に来ているのだから、無理な骨折りを避けて、娘が努めるときは媚びを差控え、娘の手が緩むと、またサービスする。
— 岡本かの子 『老妓抄』 青空文庫
給仕の少女に九鬼は紅茶とビスケットをくれないかといった。
— 九鬼周造 『偶然の産んだ駄洒落』 青空文庫
ビスケットってクッキーのことですかと少女が尋ねた。
— 九鬼周造 『偶然の産んだ駄洒落』 青空文庫
ビスケットという古い言葉がクッキーという新しい言葉に代ってしまっているのを初めて知って、自分の住んでいる古い世界と少女の住んでいる新しい世界との間隔に軽い目まいを感じたのである。
— 九鬼周造 『偶然の産んだ駄洒落』 青空文庫
箱根ホテルでは勘定をもって来てくれと四、五度も頼んで待ち草臥れた頃にやっと持って来たのであったが、熱海ホテルの方ではまだお茶を飲んでいる最中に甲斐甲斐しい女給仕が横書きの勘定書をもって来て、「サービス三十銭頂戴します」と云った。
— 寺田寅彦 『箱根熱海バス紀行』 青空文庫