けんど
けんど
接続詞助詞
標準
but
文例 · 用例
「そんなにお前はなやすげに云うけんど、どれ一ツじゃって皆な銭出して買うたもんじゃ。
— 黒島傳治 『老夫婦』 青空文庫
すると親爺は、「えゝい、そんな早よ、なりゃえゝけんど、十年や十五年でなに、そんなになろうに!
— 黒島傳治 『小豆島』 青空文庫
」「籾擂を機械に頼みゃ、唐臼をまわす世話はいらず、らくでええけんど、頼みゃ、頼んだだけ銭がかゝるんじゃ。
— 黒島傳治 『浮動する地価』 青空文庫
「あの、品の肩掛けと、着物に羽織は借って戻ったんを番頭さんが書きとめたけんど、これ二反はあとから借ってつけとらんの。
— 黒島傳治 『窃む女』 青空文庫
「そうしたわけのものでもあるまいけんど」「うんにゃそうだ」 そのあとはまた静かになった。
— 有島武郎 『星座』 青空文庫
)道化の面の男 かえっておぞうさとは思うけんどが。
— 泉鏡花 『多神教』 青空文庫
少年はかえってつッけんどんに、「生意気な講釈をするない、手前達の知ったこッちゃあねえや、見殺しにされるもんか。
— 泉鏡花 『黒百合』 青空文庫
こういった時に、学校で何だか知らないけれど、私がものをいっても、快く返事をおしでなかったり、拗ねたような、けんどんなような、おもしろくない言をおかけであるのを、いつでも情ないと思い思いしていたのを考え出して、少し鬱いで来て俯向いた。
— 泉鏡花 『化鳥』 青空文庫
作例 · 標準
「これ、美味しいね。けんど、ちょっと辛いかな?」
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「行きたいのは山々けんど、今日はどうしても外せない用事があるんだ。」
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「もっと勉強しなきゃいけないって分かってるけんど、なかなか集中できないんだよな。」
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