静夜
せいや
名詞頻度ランク #24262 · 青空 29 例
標準
quiet night
文例 · 用例
ハイネが静夜の星を仰いで蒼空における金の鋲といったが、天文学者はこれを詩人の囈語として一笑に附するのであろうが、星の真相はかえってこの一句の中に現われているかも知れない。
— 西田幾多郎 『善の研究』 青空文庫
静夜、床のなかにひとり目覚めると、彼は自分の心臓がよく激しい動悸をうっているのを発見することがあった。
— 海野十三 『棺桶の花嫁』 青空文庫
尤も、斯うした早春の静夜には有り勝ちの、水に近く、一めんに浅霧が立ち罩めていたのかも知れない。
— 牧逸馬 『運命のSOS』 青空文庫
「書を読て、心緒|忽然として古人に触れ、静夜月を仰ぎて、感慨湧然として古人に及ぶ。
— 芥川龍之介 『大久保湖州』 青空文庫
ハイネは静夜の星を仰いで蒼空に於ける金の鋲と言つたが、天文学者はこれを詩人の囈言として一笑に付するであらうが、星の真相はかへつてこの一句の中に現はれてゐるかも知れない。
— 倉田百三 『愛と認識との出発』 青空文庫
さすがに憮然として人知れずわが身の定めに暗涙をのんだような静夜もあって、せめてその文字だけはお奈良さまをあてたいと身を切られるような切なさで祈りを重ねた年月もあった。
— 坂口安吾 『お奈良さま』 青空文庫
静夜端坐して、団九郎はかく観じた。
— 坂口安吾 『閑山』 青空文庫
鹿島槍と来れば吉田絃二郎さんの「静夜曲」に出て来る「O町」以上に、信州の大町であることがハッキリ判るだろうが、別にそこにモデルがある訳ではない。
— 石川欣一 『山を思う』 青空文庫
作例 · 標準
静夜の中、読書に没頭する時間は至福だ。
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クリスマスの静夜には、讃美歌が響き渡る。
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都市の喧騒から離れた場所で、久しぶりに静夜を過ごした。
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