収得
しゅうとく
名詞動詞-サ変動詞-他動詞
標準
acquiring
文例 · 用例
〔そのかたち収得に似て〕宮沢賢治そのかたち収得に似て面赤く鼻たくましきその云ふや声肝にありその行くや犠を索むる
— 宮沢賢治 『〔そのかたち収得に似て〕』 青空文庫
今春中山返り初日に収得賞金三千円以下のアラブ競走は十六頭立てと云う多数の出走馬であったが、その人気の形勢を見ると、単式投票数七百七十一票の内、一本かぶりのエンタープライズは五百三十九票を占めてしまっているのである。
— 菊池寛 『競馬の一日に就いて』 青空文庫
その変体が色々な形を取って起り、或る時はその本務的な目的から全く切り放されたプラトニック・ラヴともなり、又かかる関係の中に、人類が思いもかけぬよき収得をする場合もないではない。
— 有島武郎 『惜みなく愛は奪う』 青空文庫
啻だ数量ばかりでなく優品をも収得したので、天居が去年の夏、複製して暑中見舞として知人に頒った椿岳の画短冊は劫火の中から辛うじて拾い出された椿岳蒐集の記念の片影であった。
— ――過渡期の文化が産出した画界のハイブリッド―― 『淡島椿岳』 青空文庫
(イ) 利潤を収得する目的をもって他人を雇傭する者。
— ――ソヴェト同盟の国家体制と日本の国家体制―― 『労働者農民の国家とブルジョア地主の国家』 青空文庫
最近に三宅雄次郎博士は『東京朝日』紙上で故|乃木将軍の遺書が伯爵|寺内正毅氏に由って書き替えられたと公言せられ、また同時に男爵|後藤新平氏の私有財産は二千万円に達している、それは後藤氏の労働から収得した正当な報酬であるかと詰問されております。
— 与謝野晶子 『三面一体の生活へ』 青空文庫
けふの萬朝報に悪銭に詰まるとあるのは、悪の性質を収得と見ず、消費と見たので記者は悪銭身に附かずといふのと、悪所の金には詰まるが習ひといふのと、此二|箇の俗諺を混同したものだらう。
— 斎藤緑雨 『もゝはがき』 青空文庫
黄巣過ぎて後、還って剣を収得するや否や?
— 芥川龍之介 『上海游記』 青空文庫
作例 · 標準
彼は不当な手段で多額の利益を収得した疑いが持たれている。
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拾った財布を警察に届け出ず、自分のものにするのは遺失物等横領罪にあたる。
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この権利を収得するためには、一定の条件を満たす必要がある。
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