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種痘

しゅとう
名詞動詞-サ変動詞-自動詞
1
標準
smallpox vaccination
文例 · 用例
私たちは、種痘や、チブスの血清注射によって一部の肉体の犠牲を、故意に要求し、全肉体の健康の冒されるのを防ぐ方法さえ講ずることがあります。
岡本かの子 仏教人生読本 青空文庫
三月のはじめ、御近所のお醫師に參つて、つゝましく、しをらしく、但し餘り見榮のせぬ男の二の腕をあらはにして、神妙に種痘を濟ませ、「おとなしくなさい、はゝゝ。
泉鏡太郎 大阪まで 青空文庫
其のまゝ、うと/\して居ると、種痘の爲す業とて、如何にとも防ぎかねて、つい、何時の間にか鼻が鳴る。
泉鏡太郎 大阪まで 青空文庫
可懷く成る、床しく成る、種痘が痒く成る。
泉鏡太郎 大阪まで 青空文庫
胎毒ですか、また案じられた種痘の頃でしたか、卯辰山の下、あの鶯谷の、中でも奥の寺へ、祖母に手を引れては参詣をしました処、山門前の坂道が、両方|森々とした樹立でしょう。
泉鏡花 菊あわせ 青空文庫
其の都度ヒヤリとして、針の尖で突くと思ふばかりの液体を、其処此処滴らすから、幽に覚えて居る種痘の時を、胸を衝くが如くに思ひ起して、毒を射されるかと舌が硬ばつたのである。
泉鏡花 蠅を憎む記 青空文庫
就中疱瘡は津々浦々まで種痘が行われる今日では到底想像しかねるほど猛列に流行し、大名高家は魯か将軍家の大奥までをも犯した。
――過渡期の文化が産出した画界のハイブリッド―― 淡島椿岳 青空文庫
「今じゃあ種痘と云いますが、江戸時代から明治の初年まではみんな植疱瘡と云っていました。
河豚太鼓 半七捕物帳 青空文庫
作例 · 標準
近代医学の父、ジェンナーが開発した種痘のおかげで、かつて猛威を振るった天然痘は根絶された。
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資料館には、明治初期に種痘を受けるために並ぶ人々の様子を描いた錦絵が展示されている。
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江戸時代の医師たちは、牛痘を用いた新しい種痘の技術を広めるために各地を奔走した。
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