人目を引く
ひとめをひく
表現動詞-五段-カ行
標準
to grab attention
文例 · 用例
僕の口から言うも変ですが、里子は美人というほどでなくとも随分人目を引く程の容色で、丸顔の愛嬌のある女です。
— 国木田独歩 『運命論者』 青空文庫
言っておくと、その女はたいへんな美人で、結婚して三〇年以上なる今でも、依然としてその容貌は人目を引くものだ。
— THE CROOKED MAN 『曲れる者』 青空文庫
しいて旧情をあたためることに同意をさせても、自分ながらもまた女を恨めしがらせる結果にならないとは保証ができないというように源氏は思っていたし、女の家へ通うことなども今では人目を引くことが多くなっていることでもあって、待つと言わない人をしいて訪ねて行くことはしなかった。
— 澪標 『源氏物語』 青空文庫
車の数の多くなることも人目を引くことであるし、二度に分けて立たせることも面倒なことであるといって、迎えに来た人たちもまた非常に目だつことを恐れるふうであったから、船を用いてそっと明石親子は立つことになった。
— 松風 『源氏物語』 青空文庫
そのあとから小芳、つづいて梅甫、兄さんなる男も梅甫も別に人目を引く筈はないが、この日の小芳はまたいちだんの仇っぽさ。
— 千代田城へ乗り込んだ退屈男 『旗本退屈男 第十一話』 青空文庫
そんな場所へ不風流な私が出入りすることは、よけいに人目を引くことだろうと片腹痛くてね、自分の邸へ早くつれて来ようと私は思うのだ。
— 真木柱 『源氏物語』 青空文庫
夫人の弟の公子たちは、左兵衛督は高官であるから人目を引くのを遠慮して、そのほかの中将、侍従、民部大輔などで三つほどの車を用意して夫人を迎えに来たのであった。
— 真木柱 『源氏物語』 青空文庫
手紙もたびたび送っては人目を引くであろうからと思って、内容を唯事風に書いた。
— 真木柱 『源氏物語』 青空文庫
作例 · 標準
その鮮やかな青いドレスは、パーティー会場でひときわ人目を引いた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
彼のユーモアのセンスは、いつも集まりで人目を引く。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
店の前のディスプレイは、工夫を凝らして通行人の人目を引くようにした。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite