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緩み

ゆるみ
名詞頻度ランク #27137 · 青空 37
1
標準
slack
文例 · 用例
ところが十三回十四回頃からロスの身体の構えに何となく緩みが見え、そうして二人が腕と腕を搦み合っているときにどうもロスの方が相手に凭れかかっていたがるような気配が感ぜられたので、これは少しどうもロスの方が弱ったのではないかと思って見ていた。
寺田寅彦 映画雑感6 青空文庫
しかし速力が緩み、風の唸りが消え、なだらかに橇が止まる頃には、それが空耳だったという疑惑が立|罩める。
梶井基次郎 雪後 青空文庫
この眼も若い時は深く澄んで張りのある方だったが、今は目蓋にも少し緩みができていた。
徳田秋声 縮図 青空文庫
棋院では初心の客の相手役になってやるし、琴の家では琴師を頼まないでも彼によって絃の緩みは締められた。
岡本かの子 食魔 青空文庫
八箇国を一月ばかりに切従へられて、七|斛の芥子を一七日に焚いたなぞは、帯紐の緩み加減も随分|太甚しい。
幸田露伴 平将門 青空文庫
この時妻のさいが梯子段の上り口でようやく安心した後の気の緩みで堪え性もなく泣き出したので、寛三はそれを叱って政枝の着換えと敷布を階下に取りにやった。
岡本かの子 勝ずば 青空文庫
男児が十五六歳になって次第に男らしくなり、自然に大望を起こす気象や、押し太鼓の初めは緩く、中は緩みなく、終りは急になって、打ち迫り、打ち迫り打ち込む調子も、皆張る気の相である。
幸田露伴 努力論(現代訳) 青空文庫
連日風立ち、寒かりしに、この夜は遽に緩みて、朧の月の色も暖に、曇るともなく打霞める町筋は静に眠れり。
尾崎紅葉 金色夜叉 青空文庫
作例 · 標準
ロープに緩みがないか、しっかりと確認した。
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彼の表情に一瞬の緩みもなかった。
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長時間の作業で、集中力に緩みが出始めた。
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