ぴっちり
ぴっちり
副詞副詞-と動詞-サ変
標準
tightly
文例 · 用例
大柄の、ぴっちり張ったからだは、青い桃実を思わせた。
— 太宰治 『美少女』 青空文庫
私はその娘の身なりは別に普通の年頃の娘と違っていないが、じかに身につけているものに、茶絹で慥らえて、手首まで覆っている肌襯衣のようなものだの、脛にぴっちりついている裾裏と共色の股引を穿いているのを異様に思った。
— 岡本かの子 『河明り』 青空文庫
襞のどっさりついた短い少女服のスカートをゆさゆささせながら、長い編上げ靴でぴっちりしめた細い脚で廊下から運動場へ出て来る細面の上には、先生の腹のなかも見とおしているような目があった。
— 宮本百合子 『なつかしい仲間』 青空文庫
ソヴェト同盟の文学史において、マクシム・ゴーリキイは、たとえて見れば最後の行までぴっちりと書きつめられ、ピリオドのうたれている大きい本の一頁のような存在である。
— 宮本百合子 『マクシム・ゴーリキイの発展の特質』 青空文庫
ソヴェト同盟の文学史に於て、マクシム・ゴーリキイは、例えて見れば最後の行までぴっちりと書きつめられ、ピリオドまでうたれた本の大きい一頁のような存在である。
— ――幼年時代・少年時代・青年時代―― 『マクシム・ゴーリキイの伝記』 青空文庫
ぴっちりと太股が合っている。
— 林芙美子 『晩菊』 青空文庫
発作の時ずたずたに裂いてしまった鼠色の服のうえから、刳り込みの大きいごわごわのズックの狭窄衣が、ぴっちりと胴体を緊めつけている。
— КРАСНЫЙ ЦВЕТОК 『紅い花』 青空文庫
どの婦人の腰もぴっちりと締めつけられて、いかにも逞ましく、見た眼にも快い容姿を具えていた。
— または チチコフの遍歴 第一部 第二分冊 『死せる魂』 青空文庫
作例 · 標準
彼女は体の線がぴっちり出るワンピースを着ていた。
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このタッパーは蓋がぴっちり閉まるので、中身が漏れる心配がない。
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髪をぴっちりと結び、仕事モードに切り替えた。
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