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北面

ほくめん
名詞動詞-サ変
1
標準
north face
文例 · 用例
子供の時から僧になった人とちがって、北面武士から出発し、数奇の実生活を経て後に頭を丸めた坊主らしいところが到る処に現われている。
寺田寅彦 徒然草の鑑賞 青空文庫
十八日、辛卯、伊賀前司朝光、和田左衛門尉義盛、北面の三間所に候す可きの由、今日武州伝へ仰せらる、彼所は、近習の壮士等を撰びて結番祗候せしむと云々、而るに件の両人は、宿老たりと雖も、古物語を聞召されんが為、之に加へらるる所なり。
太宰治 右大臣実朝 青空文庫
慨然として席を立ち、剣を按じて右に趨きて曰く、諸君|乞うらくは勉めよ、昔|漢高は十たび戦って九たび敗れぬれど終に天下を有したり、今事を挙げてより連に勝を得たるに、小挫して輙ち帰らば、更に能く北面して人に事えんや。
幸田露伴 運命 青空文庫
この峠は、甲府から東海道に出る鎌倉往還の衝に当つてゐて、北面富士の代表観望台であると言はれ、ここから見た富士は、むかしから富士三景の一つにかぞへられてゐるのださうであるが、私は、あまり好かなかつた。
太宰治 富嶽百景 青空文庫
聯隊長と、作歌作曲の兩者は北面す。
北原白秋 白南風 青空文庫
北面に鷲、南面に菊の御紋章が浮彫りにしてあった。
北原白秋 フレップ・トリップ 青空文庫
聯隊長と、作歌作曲の両者は北面す。
北原白秋 白南風 青空文庫
その家は北面の背後を、旭岳に続く峨々たる山脈に囲まれている一方に、前面は切立ったような、石狩本流の絶壁に遮られていて、人間|業では容易に近付けない位置に在るので、ツイこの頃まで、誰にも発見されないままになっていたものらしい。
夢野久作 キチガイ地獄 青空文庫
作例 · 標準
建物の北面は、日当たりが悪く苔が生えやすい。
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このマンションは、北面にしか窓がない部屋が多い。
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北面の部屋は夏でも涼しいので、書斎にぴったりだ。
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ウィキペディア曖昧さ回避

北面 (ほくめん) 平安時代の院庁に置かれた武士→北面武士

地名
出典: 北面 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0