幻辞.com

モノローグ

モノローグ
名詞頻度ランク #29947 · 青空 10
1
標準
monologue
文例 · 用例
語りぶりも初めのうちは山田に毒づいてゐるやうであつたのが次第にモノローグ化して行き、俺はこんなことを喋りまくつてゐるが、しかしこの俺は今後どうして行つたらいいのだらう、とでも思ひ迷つてゐるかのやうであつた。
北條民雄 道化芝居 青空文庫
この私のはじめての他人への話しかけであった作品、及びこれからの私のしようとしている長い他人との対話であるべき新しい仕事から見れば、これまでの「美しい村」や「風立ちぬ」なんぞは、ほんの私のモノローグに過ぎぬでしょう。
窪川稲子さんに 「美しかれ、悲しかれ」 青空文庫
その頃、私は、チェーホフの「煙草の害」や、コクトオの「声」のやうな独白のみによる形式にある野心を抱いてゐたので、女一人を舞台に立てゝ、「モノローグ」といふ一幕を書き、つぎに、やはり、この意図のもとに、「クロニック・モノロゲ」を試作した。
岸田國士 「序文」まへがき 青空文庫
感情をメカニックに動的に、肉体的に表現して行くところ、(云い表しがうまくないな)心理モノローグなどせず、主人公イリンスキーが笑劇の大道を踏みつづけて、女主人公が比較的リアリスティックに正面からやって居る。
観劇日記(一九二九―一九三〇年) 日記 青空文庫
あのハムレットの戯曲の中で、モノローグ(独り言)に、彼自身が、彼自身の中に、闘うべき睨みあうべきものを発見してしまったのである。
中井正一 美学入門 青空文庫
話をしたというよりも、彼のモノローグを聞いたといった方が、真実に近い。
ある新聞記者の見た敗戦 比島投降記 青空文庫
知識人が果して知能を持っているかどうかを、実は現在私は根本的な疑問の一つに数えているし、又不安がインテリの本性だとか又は人間存在の根柢に根ざすものだとかいうことも嘘で、単に悪質インテリの一変種が好むモノローグにすぎないのだ。
――現代日本に於ける日本主義・ファシズム・自由主義・思想の批判 日本イデオロギー論 青空文庫
その意味は哲学がその根本的な点に於て文学化されるという現象のことであり、従って又、一般に思想そのものが、科学的な批判能力の代りに、文学的なモノローグにまで上ずり萎んで了う場合を指すのである。
――現代日本に於ける日本主義・ファシズム・自由主義・思想の批判 日本イデオロギー論 青空文庫
作例 · 標準
舞台役者は、長いモノローグを感情豊かに語り、観客を魅了した。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
映画の冒頭で主人公のモノローグが流れ、物語の世界観が示された。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
彼は常に自分の考えをモノローグのように独り言でつぶやく癖がある。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
ウィキペディア

モノローグ は、英語・フランス語等のヨーロッパ諸語で独白(どくはく)を意味する語。

出典: モノローグ — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0