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素志

そし
名詞
1
標準
long-standing ambition
文例 · 用例
が、もう叶わぬ、臨終という時、(われは僧なり、身を殺して仁をなし得れば無上の本懐、君その素志を他に求めて、疾くこの恐しき魔所を遁れられよ。
泉鏡花 草迷宮 青空文庫
製作者津上氏の素志如何に拘らず、誠に慚愧お気の毒に堪えない次第であるが、これも翁の歿後を飾る一つの大きな、美しい話柄……翁の遺徳のために吾々の微力が圧倒された事蹟として大方の憫笑に価すれば幸である。
夢野久作 梅津只圓翁伝 青空文庫
だから晴賢討伐の勅命まで受けているが、それも政略的な意味で、必ずしも主君の仇に報ゆるという素志に、燃えていたわけではないのである。
菊池寛 厳島合戦 青空文庫
科学的方面の筆者は、いづれも当代一流の大家で、早大工科学長の山本忠興博士、上原林学博士を初め、かうしたものを書かうと云ふ素志を持つて居られたと云ふから刮目して見るべきであらう。
菊池寛 小学生全集に就て(再び) 青空文庫
儂今|仮令異国の鬼となるも、事幸いに成就せば、儂平常の素志も、彼ら同志の拡張する処ならん。
福田英子 妾の半生涯 青空文庫
ああいずれの日か儂が素志を達するを得ん、ただ儂これを怨むのみ、これを悲しむのみ、ああ。
福田英子 妾の半生涯 青空文庫
二葉亭は徳永とは初対面であったが、徳永の人物を臂を把って共に語るに足ると思込み、その報酬は漸く東京の一家を支うに過ぎない位であったが、極めて束縛されない寛大な条件を徳として、予ての素志を貫ぬく足掛りには持って来いであると喜んで快諾した。
内田魯庵 二葉亭四迷の一生 青空文庫
彼は、良沢ただ一人しかいないのを幸いに、自分の素志を述べてみた。
菊池寛 蘭学事始 青空文庫
作例 · 標準
彼は長年の素志を貫き、研究に没頭した。
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彼女は若い頃からの素志である医者になる夢を叶えた。
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創業者の素志は、社会に貢献する企業を作ることだった。
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