取って代わる
とってかわる
動詞-自動詞動詞-五段-ラ行
標準
to supplant
文例 · 用例
いついかなる問題が勃興して、現在の第一線の問題に取って代わるかもしれない。
— 寺田寅彦 『物理学圏外の物理的現象』 青空文庫
そしてごまかしでないほんものが取って代わるに相違ない。
— 寺田寅彦 『断水の日』 青空文庫
守備範囲としては、レーザーライタで打ち出すところまでを念頭に置き、すぐにも写植に取って代わるものとは考えていませんでした。
— 富田倫生 『本の未来』 青空文庫
日常の使用には煎茶が粉茶に取って代わるに至った、といっても粉茶は今なお茶の中の茶としてその地歩を占めてはいるが。
— 茶の本 『茶の本』 青空文庫
ともかくも、乞食に関する陰惨な句は26年頃以降見られなくなってゆき、今度は「繊細な清浄さの際立つ句」(前節)が取って代わるように増えていっている。
— 藤野古白 『藤野古白句集』 青空文庫
まったく別のものが、取って代わる。
— 片岡義男 『七月の水玉』 青空文庫
目下の印象から任意の対象の観念へ推移するとき、おそらく我々は印象から観念を区別していて、任意の他の観念に取って代わる余地がある。
— A Treatise of Human Nature 『人間本性論(人性論)』 青空文庫
これまでよりもさらに自由に、さらに気軽につきあえることが確実になるまでは、新しい本(電子の本)は古い本(紙と活字の本)に完全にとってかわることはできないだろう。
— 津野海太郎 『本はどのように消えてゆくのか』 青空文庫