茶摘み
ちゃつみ
名詞
標準
tea harvesting (picking)
文例 · 用例
春なれば茶摘みの様汽車の窓より眺めて白手拭の群にあばよなどするも興あるべしなど思いける。
— 寺田寅彦 『東上記』 青空文庫
一方に馬から離れた茶摘男たちは、一休みする間もなく各自に、長い長い綱を附けた猿を肩の上に乗せて、お茶摘みに出かけるのです。
— 夢野久作 『狂人は笑う』 青空文庫
ところどころに茶摘みをする女の赤い襷と白い手拭いとが見え、裸で茶を製している茶師の唄が通りに聞こえた、志多見原にはいちやくそう、たかとうだいなどの花があった。
— 田山花袋 『田舎教師』 青空文庫
籔の雑草かりを手伝つたり、茶摘みの手助けになつたりした。
— 牧野信一 『籔のほとり』 青空文庫
朝から、神保さんがやつてきて茶摘みに精出してゐる。
— 室積行乞 『行乞記』 青空文庫
鉄舟寺老師の麻の腰に来て驚くやうに消え入る蛍 この鉄舟寺老師こそ先にも云つた通りの、一生参学の事了つた老翁の茶摘み水汲み徳を積む奇篤な姿である。
— 平野萬里 『晶子鑑賞』 青空文庫
私たち明治期の、都會生れのものが、風俗畫からやしなはれて來た常識――茶舖でもらふ、茶摘み風景をゑがいた團扇や、海苔やの、海苔そだに小舟をあしらつたり、干し場の景色には、富士山が遠く紫ばんで見えたりするのや、うつくしげな養蠶風俗などとは、似てもにつかない生計の業であつた。
— 長谷川時雨 『桑摘み』 青空文庫
日光と京都と奈良と、鵜飼ひと茶摘み(?
— 岸田國士 『左団次一行』 青空文庫
作例 · 標準
静岡では、春になると茶摘みのシーズンが到来し、茶畑が賑わう。
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子供の頃、祖母と一緒に茶摘み体験をしたのが良い思い出だ。
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茶摘みは重労働だが、美味しいお茶のためには欠かせない作業だ。
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