手ごわい
てごわい
形容詞頻度ランク #39648 · 青空 96 例
標準
difficult
文例 · 用例
これは物の作用や性質やまでも物体視せんとするストア派の学者に対する手ごわい論難として書かれたものであるらしい。
— 寺田寅彦 『ルクレチウスと科学』 青空文庫
思ったより手ごわいぞと考えつつも、渡瀬はやはりその眼の色に牽かれていた。
— 有島武郎 『星座』 青空文庫
薄野薄野という声は、酒を飲みはじめた時から絶えず耳許に聞こえていたけれども、手ごわい邪魔物がいて――熊のような奴だった、そいつは――がっきりと渡瀬を抱きとめた。
— 有島武郎 『星座』 青空文庫
ある時私が、電報で応援を求とめられて駆けつけて見ると、あの人は二人の荒武者に詰め寄られて、或る手ごわい談判に攻められてゐる最中でした。
— 牧野信一 『捜語』 青空文庫
一刀で斬り損じるか、もしくは相手が少し手ごわいと見れば、すぐに刃を引いて逃げるのが彼等の習いであった、次郎左衛門もそれを知っていた。
— 岡本綺堂 『籠釣瓶』 青空文庫
かれの手ごわいのは師直もかねて知っていた。
— 岡本綺堂 『小坂部姫』 青空文庫
矢部という男はかねてからなかなか手ごわい悧巧者だとにらんでいたから、俺しは今日の策戦には人知れぬ苦労をした。
— 有島武郎 『親子』 青空文庫
なんだって中山数馬さんをあんなむごいめに会わしたんですかい」「…………」「思いのほか手ごわいね。
— 毒を抱く女 『右門捕物帖』 青空文庫
作例 · 標準
決勝戦の相手は、これまで勝ち上がってきた中でも一番の手ごわいチームだ。
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この数学の難問は、想像していたよりもずっと手ごわい相手だった。
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交渉相手の担当者は手ごわいベテランで、こちらの要求がなかなか通らない。
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