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離れ業

はなれわざ
名詞
1
標準
stunt
文例 · 用例
それはとにかく、亀さんが鳥人になったらおそらく人並以上の離れ業を演じ得る名操縦士になったことであろう。
寺田寅彦 重兵衛さんの一家 青空文庫
雨蛙や青蛙が、そんな離れ業はしなからうと思つたが――勿論、それだけに、蓋も嚴重でなしに隙があればあつたのであらう。
泉鏡太郎 番茶話 青空文庫
」 そのころ大阪ですばらしい人気を呼んだ大衆劇の沢正が、東京の劇壇へ乗り出し、断然劇壇を風靡していたが、一つは水際だった早斬りの離れ業が、今までのちゃんばらに一新紀元を劃したからでもあり、机|龍之介や月形半平太が、ことにも観衆の溜飲を下げていた。
徳田秋声 縮図 青空文庫
」 さすがに夫人もこれは離れ業であったと見え、目のふちが颯となって、胸で呼吸をはずませる。
泉鏡花 婦系図 青空文庫
蝙蝠のように飛ぶんだもの、離れ業と云って可い速さなんだから、一人でしばらく突立って見ていたがね、考えて見ると、面白くも何とも無いのさ。
泉鏡花 吉原新話 青空文庫
棒高飛びの離れ業を演じて、決して私に面会しようとしない或る慾深屋敷の塀を飛び越えて、何度私の借金申込みの代弁を果したことか!
牧野信一 三田に来て 青空文庫
書けぬと決れば、如何ほど彼が逞ましい離れ業に長けてゐるとは云へ、此処に至つてはそんな芸当はおそらく役立ずに決つてゐる。
牧野信一 三田に来て 青空文庫
さあ……」 澄夫は、こうした頓野老人の自慢の離れ業を格別、驚いた様子もなく受取った。
夢野久作 笑う唖女 青空文庫
作例 · 標準
サーカス団員が披露する離れ業は、観客を魅了した。
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彼は誰も真似できないような離れ業をやってのける天才だ。
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「いやー、あのプレーはまさに離れ業だったね!」と解説者が興奮気味に叫んだ。
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