良妻
りょうさい
名詞
標準
good wife
文例 · 用例
私は良妻賢母式な母があの父では随分骨も折つただらうとその度に思ひやつた。
— 中原中也 『その頃の生活』 青空文庫
」 彼女が泣くのをよして、お化粧を一きわ濃く塗りながら、「彼の人は妾にいつも恥をかかすのです、彼の人が愚鈍なために、妾は、妾が良妻であるにもかかわらず世間から誤解をまねくようなことになるんだわ。
— 吉行エイスケ 『女百貨店』 青空文庫
即ち、近ごろの流行の良妻賢母にましますべし。
— 泉鏡花 『妙齡』 青空文庫
我々の時代の女たちは、純粋の家庭婦人として典型されず、一方に社交界の花形を兼ね、一方に良妻賢母を兼ねるところの、二重の負担に於て教育される。
— 萩原朔太郎 『家庭の痛恨』 青空文庫
そういう場合氏の亙りの長い手足は、中年の良妻のような自由性と洗錬を見せて働く。
— 岡本かの子 『鶴は病みき』 青空文庫
Kは、良妻賢母で、それから、僕は不良少年、ひとの屑だ。
— 太宰治 『秋風記』 青空文庫
丁度其家を思わぬでは無い良妻も、夫の愛を到底得ぬと思うと、誘う水に引かれて横にそれたりなぞするのと同じことである。
— 幸田露伴 『蒲生氏郷』 青空文庫
」「可いじゃないか、学校の目的は、良妻賢母を造るんだもの、生理の講義も聞かせりゃ、媒酌もしようじゃあないか。
— 泉鏡花 『婦系図』 青空文庫
作例 · 標準
彼は友人たちに、自分の妻がいかに家庭を支える良妻であるかを自慢した。
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「いつか君のような良妻を迎えて、温かい家庭を築くのが僕の夢なんだ。」
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彼女は良妻として知られていたが、実は裏でひっそりと作家活動を続けていた。
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