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千差万別

せんさばんべつ異読 せんさまんべつ
形容動詞名詞-の形容詞名詞頻度ランク #23982 · 青空 152
1
標準
an infinite variety of
文例 · 用例
一個人に就いても決して一定して居ない、妻のない時、妻のある時、親というものになっての家庭、子に妻なり婿なりの出来てからの家庭、此の如き調子に家庭の趣というものは、千差万別、少しも一定して居るものでない、標準などいうものの立ち様のないのが、家庭本来の性質である。
伊藤左千夫 家庭小言 青空文庫
たとえばガラス板を平坦な台の上に置いて上から鉄の球を落として放射線形の割れ目を生ずるという場合に、板の厚さや、球の重量や落下の高さを一定にしてみても、生ずる割れ目の線の数や長さは千差万別であってなかなか一定しない。
寺田寅彦 物理学圏外の物理的現象 青空文庫
文学の場合でも、たとえば、ある史実を取り扱った戯曲を作るとすれば、作者の個性の差別によって、千差万別ありとあらゆる作品が可能であって、そうして、そのいずれもが傑作でもありうるのである。
寺田寅彦 科学と文学 青空文庫
撃ち合う……なぞと無限に千差万別しているのであるが、そんな動作の一つ一つが繰り返し繰り返し洗練されて来ると、次第に能に近づいて来る。
夢野久作 能ぎらい/能好き/能という名前 青空文庫
大抵の兄弟姉妹は、世人と同じく千差万別で、中には全く正反対なものもあります。
岡本かの子 仏教人生読本 青空文庫
此の当時は家から通わずに、神田|猿楽町の或る下宿屋に、今の南満鉄道の副総裁をして居る、中村是公という男と一所に下宿していたものであるが、朝は学校の始業時間が定って居るので、仕方なく一定の時間には起床したが、夜睡眠の時間などは千差万別で、殆んど一定しなかった。
夏目漱石 私の経過した学生時代 青空文庫
而して其優劣を定める標準は千差万別で、幾らでも出来る。
夏目漱石 文芸は男子一生の事業とするに足らざる乎 青空文庫
たとひ殺傷に参加する人々個々の頭上には、千差万別の悲劇が錯綜紛糾して、時々刻々に彼等の運命を変化しつゝあらうとも、それは当座限りの影響に過ない。
夏目漱石 点頭録 青空文庫
作例 · 標準
人間の好みは千差万別で、一概に良い悪いは決められない。
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この地域には、千差万別な文化が息づいている。
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旅行の目的は、参加者によって千差万別だった
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