如上
じょじょう
名詞名詞-の形容詞
標準
above-mentioned
文例 · 用例
そこで、私としては、良心を澄ませる、即ち謙虚な気持を修熟させることが第一だと思ひ、従つて、当分発表するものは、旧作であるから、それがつまらないからといつて、如上の考へをも愚であるとされたくない。
— 中原中也 『詩壇への抱負』 青空文庫
近来芸術が非常に感覚的であるか又、一方非常に理論的であるかの何れかに偏してゐるのは、如上の理由に因るのであらう。
— 中原中也 『詩に関する話』 青空文庫
普通に批評家がある作物を見て、不自然であるとか、そうでないとかいうのはすなわち如上の意味においてである。
— 寺田寅彦 『文学の中の科学的要素』 青空文庫
最も、加州金石から――蓮如上人縁起のうち、嫁おどしの道場、吉崎の港、小女郎の三國へ寄つて、金ヶ|崎へ通ふ百噸以下の汽船はあつた。
— 泉鏡太郎 『麻を刈る』 青空文庫
けれ共、作品としては自然と出来上ったもので、故とらしく教訓を狙って書いたものではないが、自然と出来上った其作品の中に於て、余は如上の教訓を認め得たと云うなれば、私は作家として満足である。
— 夏目漱石 『予の描かんと欲する作品』 青空文庫
』先夜ひそかに如上の文章を読みかえしてみて、おのが思念の風貌、十春秋、ほとんど変っていないことを知るに及んで呆然たり、いや、いや、十春秋一日の如く変らぬわが眉間の沈痛の色に、今更ながらうんざりしたのである。
— 太宰治 『喝采』 青空文庫
私は貴下が好きなので、如上の自分の喜びを頒つ意味と、若し秋田さんの話が貴下に初耳ならば、御仕事をなさる上にこの御知らせが幾分なりとも御役に立つのではないかと実はこの手紙を書きました。
— 太宰治 『虚構の春』 青空文庫
時文明十一年十一月(室町時代末期)処近江国琵琶湖東南岸人蓮如上人 浄土真宗の開祖親鸞聖人より八代目の法主にして、宗門中興の偉僧。
— 岡本かの子 『取返し物語』 青空文庫
作例 · 標準
如上の理由から、本件の提案は承認しかねます。
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ご指示いただいた如上の件、承知いたしました。速やかに対応いたします。
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皆様、如上の事項について、ご不明な点はございますでしょうか?
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