沖積層
ちゅうせきそう
名詞
標準
alluvium
文例 · 用例
〔廐肥をになひていくそたび〕廐肥をになひていくそたび、 まなつをけぶる沖積層、水の岸なる新墾畑に、 往来もひるとなりにけり。
— 宮沢賢治 『文語詩稿 一百篇』 青空文庫
そしてその尾根から川の流域の沖積層までの間の洪積層は一面に皺立つ丘陵をなしています。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
この巨大な山岳地帯の尾根は、地質学上、小仏層と称せられる地層で成立ち、そしてその尾根から川の流域の沖積層までの間の洪積層は一面に皺立つ丘陵をなしています。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
此の立石山は東北方人の字山から派出された火山集灰岩の小丘で、極点の断面を上諏訪町の背後に現して、諏訪沖積層との限界をつくって居る。
— 島木赤彦 『女子霧ヶ峰登山記』 青空文庫
土質が、やわらかな沖積層で岩石がなく、そのうえ、蛇行が甚しいために水勢もなく、絶えず溢れ絶えず移動し、いつも決まりきった川筋というものがない。
— 水棲人 『人外魔境』 青空文庫
水が、沖積層のやわらかな土に滲みながら、だんだん地下の埋れ木のあいだへ道をあけていったのです。
— 水棲人 『人外魔境』 青空文庫
北上川以東には沖積層地帯の肥えた土地がたくさんあるのであるが、私はさういふ地方の人気のよくないことを聞き知つてゐたのである。
— 高村光太郎 『開墾』 青空文庫
さき頃、二代廟の奥院の裏山から突然水銀が湧き出した、沖積層からできた愛宕山の地続きに水銀鉱があるはずはあるまいと、その道の人が調査したところ、秀忠の棺に詰めた朱が水銀に化して溢れ出し、これが地層を徹して露地へ湧き出したものと分かった。
— 佐藤垢石 『増上寺物語』 青空文庫
作例 · 標準
洪水によって運ばれた土砂が堆積し、沖積層が形成される。
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地下深くから掘り出された沖積層には、貝殻が多く含まれていた
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沖積層は最も新しい地質時代の堆積物である
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ウィキペディア
沖積層(ちゅうせきそう、alluvium)は、約2万年前の最終氷期最盛期以降に堆積した地層のこと。
出典: 沖積層 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0