なえ
なえ異読 なえに・なへに・なべに
副詞頻度ランク #37646 · 青空 151 例
標準
accompanying
文例 · 用例
ヘルンの机の座右には、常に日本の煙草盆と煙管がそなえてあった。
— 室生犀星と佐藤春夫の二詩友を偲びつつ 『小泉八雲の家庭生活』 青空文庫
お前たちね、今日はここへ非常なえらいお方が入らっしゃるんだから此処に居てはいけないよ。
— 宮沢賢治 『二人の役人』 青空文庫
時々西洋へ出かけて目新しい機械や材料を仕入れて来ては田舎学者の前でしたり顔にひけらかすようなえらい学者でノーベル賞をもらった人はまだ聞かないようである。
— 寺田寅彦 『猫の穴掘り』 青空文庫
これは海軟風ととなえるもので、地方によりいろいろな方言があります。
— 寺田寅彦 『夏の小半日』 青空文庫
あらゆる直接経験から来る常識の幻影に惑わされずに純理の道筋を踏んだのは、数学という器械の御蔭であるとしても、全く抽象的な数学の枠に万象の実世界を寸分の隙間もなく切りはめた鮮やかな手際は物理学者としてその非凡なえらさによるものと考えなければならない。
— 寺田寅彦 『アインシュタイン』 青空文庫
易者が、T「貴殿を死ぬ程恋する女性が居る」 左膳が、T「一人で結構」 と言って、T「美人だろうなその女」 易者がクシャクシャと口の中でとなえ乍ら、T「絶世の佳人」 で左膳喜んだ。
— 山中貞雄 『なりひら小僧』 青空文庫
N教授は長い竹箸でその一片をつまみ上げ「この中にはずいぶんいろいろなえらいものがはいっていたんだなあ」と言いながら、静かにそれを骨壺の中に入れた。
— 寺田寅彦 『B教授の死』 青空文庫
ここへは一団の政治界や経済界に羽をのして歩くようなえらい人達は来ないようであった。
— 寺田寅彦 『雑記(2)』 青空文庫
作例 · 標準
彼が部屋に入ると、なえと冷たい空気が流れ込んできた。
Illusions AI · gemini-2.5-flash
なえと供に、彼の言葉にはいつも温かさがあった。
Illusions AI · gemini-2.5-flash
その事件は、なえと多くの疑問を残した。
Illusions AI · gemini-2.5-flash