驚懼
きょうく
名詞動詞-サ変
標準
being startled
文例 · 用例
驚懼の中にも、彼は咄嗟に思ひあたつて、叫んだ。
— 中島敦 『山月記』 青空文庫
驚懼の中にも、彼は咄嗟に思いあたって、叫んだ。
— 中島敦 『山月記』 青空文庫
殺人の大悪彼を驚懼せしめ、醒覚せしめしか。
— 北村透谷 『心機妙変を論ず』 青空文庫
夢寐の中、我の膽動搖せざれば、必|驚懼の夢を發すべからず。
— 西郷隆盛 『遺訓』 青空文庫
どうだろうな、きょうくりあげて、乃武江にそのお宿下がりをもらうわけにいくまいかな」「え?
— 笛の秘密 『右門捕物帖』 青空文庫
明の癖で、彼女の上へ目を注ぎながら、彼女を通してそのもっと向うにあるものを見つめているような眼つきを肩の上に感じながら…… しかし、そんな明の眼つきがきょうくらい遠くのものを見ている事はなかった。
— 堀辰雄 『菜穂子』 青空文庫
あたしゃきょうくらい、恥をかいたこたァありゃしない。
— 邦枝完二 『おせん』 青空文庫
きょうくつろいだお顔を拝して橘はどのように嬉しいことか分りませぬ。
— 室生犀星 『姫たちばな』 青空文庫
作例 · 標準
暗闇で突然、足元に何かが這う気配を感じ、驚懼した。
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予想外の人物からの連絡に、驚懼と同時に安堵の念がこみ上げた。
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事件のニュースを聞いて、地域住民は一様に驚懼していた。
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夜中に玄関のドアを叩く音がして、一人暮らしの私は驚懼した。
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