軍律
ぐんりつ
名詞
標準
martial law
文例 · 用例
勿論軍律を犯したというでもないから、将校方は何の沙汰をもせられなかったのであろう。
— 泉鏡花 『海城発電』 青空文庫
實に其軍律の嚴然たるは今更ながら感嘆の他は無いのである。
— 押川春浪 『海島冐檢奇譚 海底軍艦』 青空文庫
われわれは軍律上少しく変則ではあるがこれから食事を始める。
— 一幕 『饑餓陣営』 青空文庫
これからあともよく軍律を守って国家のためにつくしてくれ」兵卒一同「いいえ、だめであります。
— 一幕 『饑餓陣営』 青空文庫
」 という具合になり、君は軍律もクソもあるものか、とばかりに列から抜けて、僕のほうに走り寄り、「お待たせしまスた。
— 太宰治 『未帰還の友に』 青空文庫
軍律を厳守することでも、新兵を苛めることでも、田舎に帰って威張ることでも、すべてにおいて、原田重吉は模範的軍人だった。
— 萩原朔太郎 『日清戦争異聞(原田重吉の夢)』 青空文庫
まずしい身なりをしていても、さすがに人品骨柄いやしからず、こいつただものでない、などというのは、あれは講談で、第二国民兵の服装をしているからには、まさしくそのとおり第二国民兵であって、そこが軍律の有難いところで、いやしくも上官に向って高ぶる心を起させない。
— 太宰治 『鉄面皮』 青空文庫
勿論軍律を犯したといふでもないから、将校方は何の沙汰をもせられなかつたのであらう。
— 泉鏡花 『海城発電』 青空文庫
作例 · 標準
占領地では厳しい軍律が敷かれ、夜間の外出は一切禁止された。
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彼は軍律を破って敵陣に深入りした罪を問われ、軍法会議にかけられた。
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軍律に背く行為は、たとえ英雄であっても厳しく処罰されるのが軍隊の掟だ。
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