和種
わしゅ
名詞
標準
native Japanese species
文例 · 用例
また、帝系的な都の血液と、アイヌ種族の野生の血液とが、次のものを、生み生みしてゆけば、母系の野生が、著しく、退化種族の長を再現して、一種の中和種族とも呼べるような、性情、骨相をもって生れてくることは、遺伝の自然でもあった。
— 吉川英治 『平の将門』 青空文庫
幸いに事を仕損じて誰に迷惑がかかったというでもなし、この女の罪はわたくしに免じてどうか御勘弁を願わしゅう存じます」 女がしきりに頼むので、半七は無下に跳ねけ付けることも出来なくなった。
— 奥女中 『半七捕物帳』 青空文庫
「なまけて、何もしゅくさらんとて、工場から飯を食わしゅてやっとるんだ。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
娘 ――そのお言葉を聞くにつけ、いよいよあなたがおいたわしゅう存じます。
— 岡本かの子 『阿難と呪術師の娘』 青空文庫
(五人の侍女に目遣す)平にお聞取りを願わしゅう。
— 泉鏡花 『海神別荘』 青空文庫
お察しなされて下さりませ』(法師五六人、親鸞聖人の木像を担ぎ出して来る)阿闍梨『親鸞どのもいたわしゅう思召されていらるるだろう。
— 岡本かの子 『取返し物語』 青空文庫
花に嵐の比喩も古めかしい事ながら、さて只今と相成りましては痛わしゅうて、情のうて涙がこぼれまする事ばかり……。
— 夢野久作 『名娼満月』 青空文庫
おいたわしゅうござりますれど、もうおわかれ申しまする。
— 岡本綺堂 『平家蟹』 青空文庫
作例 · 標準
この地域に古くから伝わる品種は、貴重な和種として保護されている。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
和種馬は、日本の気候風土に適した力強い馬だ。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
「この野菜は、在来の和種ならではの風味があるね」と、農家が誇らしげに言った。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite