聖骨
せいこつ
名詞
標準
saint's bones
文例 · 用例
「実は旗太郎さん、僕は旧派の捜査法を――つまり、人間の心細い感覚や記憶などに信憑を置くのを、聖骨と呼んで軽蔑しているのですよ。
— 小栗虫太郎 『黒死館殺人事件』 青空文庫
わが秘密をとする者はいさ人して仲よくり聖骨を守るのあとに現われメダル右破片 何しろ、メダルが半分しかないから、ここまで翻訳してみても、さっぱり意味がわからない。
— 海野十三 『少年探偵長』 青空文庫
されば、初代院長様の聖骨も、この塔のなかにおさめてあるのでございます。
— 海野十三 『少年探偵長』 青空文庫
あの壇のうえにおさめてあるのが、その聖骨の壺でございます」 と、見れば円型をなした室内の正面には、大きな十字架をかけた翕があり、その翕のまえには、聖壇がつくってあり、その聖壇のうえに黄金の壺がおいてある。
— 海野十三 『少年探偵長』 青空文庫
そして、その黄金の壺の左右には、これまた黄金でつくった二匹の鰐魚が、あたかも聖骨を守るがごとく、うずくまっているのである。
— 海野十三 『少年探偵長』 青空文庫
わが秘密を……とする者はいさ……人して仲よく……り聖骨を守る……のあとに現われ……(以下略) もう一方の半ペラがないから、完全な意味はわからないが、聖骨を守る……という言葉があるからには、黄金メダルに書かれた文句は、この塔内の、この一室を指しているのではあるまいか。
— 海野十三 『少年探偵長』 青空文庫
みんなも見たろうが、初代院長の聖骨をおさめてある壇、あの周囲がくさいと思うがどうじゃ」「小父さん、そうすると、四馬剣尺もあの塔を狙っているというのですか」「ふむ、たしかにそうだと思う。
— 海野十三 『少年探偵長』 青空文庫
で、そのプランというのは―― 迷信深い摂政(大院君)の家に伝わる聖骨があって、ある秘密の場所に護持されている。
— 服部之総 『撥陵遠征隊』 青空文庫
作例 · 標準
この大聖堂の地下聖堂には、数千年前の聖人の聖骨が厳重に安置されている。
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巡礼者たちは、奇跡を起こすと信じられている聖骨を一目見ようと長い列を作った。
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中世ヨーロッパでは、聖骨を巡る争奪戦が各地で繰り広げられた歴史がある。
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