紫式部
むらさきしきぶ異読 ムラサキシキブ
名詞頻度ランク #42447 · 青空 155 例
標準
Japanese beautyberry (Callicarpa japonica)
文例 · 用例
紫式部日記に、ゆまきすがた、といへるは、豈腰にまとふに布のみを以てしたる裸美人ならむや。
— 泉鏡花 『当世女装一斑』 青空文庫
古代の閨秀作家、紫式部の心境がわかるような気がした。
— 太宰治 『ろまん燈籠』 青空文庫
ショパン、霊感、足のバプテスマ、アアメン、「梅花」、紫式部、春はあけぼの、ギリシャ神話、なんの連関も無いではないか。
— 太宰治 『ろまん燈籠』 青空文庫
此頃の女は本名が無かった訳ではあるまいが、紫式部だって、本名はおむらだったかお里だったか、誰も知らない、清少納言だって、本名はおきよだったかおせいだったか、誰も知らない、知ってる方は手をあげなさいと云われたって、大抵の人は懐手で御免を蒙るでしょう。
— 幸田露伴 『連環記』 青空文庫
まさか赤坊の時から、紫式部や、おっぱい御上り、清少納言や、おしっこをなさい、ワンワン来い来い、などと云われたので無かろうことは分っているが、仙人の女王、西王母の、姓は侯、名は婉泥滞水の挨拶を以て其場を済ませて置くというようなことも仕無かったろうから、次第次第に夫婦の間は険悪になっていったであろう。
— 幸田露伴 『連環記』 青空文庫
むこう、そうやって下を見て帽子の廂で日を避けるようにして来たのが、真直に前へ出たのと、顔を見合わせて、両方へ避ける時、濃い睫毛から瞳を涼しく※いたのが、雪舟の筆を、紫式部の硯に染めて、濃淡のぼかしをしたようだった。
— 泉鏡花 『春昼』 青空文庫
紫式部といったかたの好きだったというももっともで……お紫と云うがほんとうに紫……などというでしゅ、その娘が、その声で。
— 泉鏡花 『貝の穴に河童の居る事』 青空文庫
』これを写しながら、給仕君におとぎばなし、紫式部、清少納言、日本霊異記とせがまれ、話しているうち、彼氏恐怖のあまり、歯をがつ、がつ、がつ、三度、音たてて鳴らしてふるえました。
— 太宰治 『虚構の春』 青空文庫
作例 · 標準
庭の紫式部が、秋の深まりとともに鮮やかな紫色の実をたわわにつけた。
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紫式部の枝を数本切り取って、玄関の花瓶に活けてみることにした。
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冬になっても、鳥に食べられずに残った紫式部の実が庭を彩っている。
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ウィキペディア
紫式部 は、平安時代中期の女房、作家、歌人。『源氏物語』の作者とされ、『紫式部日記』を残しており、歌人として『紫式部集』を残した。『後拾遺和歌集』などに入集し、『中古三十六歌仙』『女房三十六歌仙』『百人一首』に選ばれている。後に一条天皇の中宮彰子に出仕する。
出典: 紫式部 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0