やや小さい
ややちいさい
表現形容詞
標準
smallish
文例 · 用例
そしてまもなくおすのおしどりのかたわらに、やや小さいめすのおしどりが、くちばしでおのれの羽毛をととのえながらよりそっていた。
— 新美南吉 『おしどり』 青空文庫
飛び飛びの岩のひとつひとつに、どれもが同じ北の一方を向いて、鴉よりはやや小さい、鶺鴒よりもやや大きい、南国の鳥とも違った、何か寒げな、尻尾の動く、嘴の細そうな鳥の姿である。
— 北原白秋 『フレップ・トリップ』 青空文庫
すると、覆の中央に、やや小さい円形の力が落ちることになるから、当然その圧し出された水が、上向き括弧())の形になるじゃないか。
— 小栗虫太郎 『黒死館殺人事件』 青空文庫
そして、この室を中心として、隣りから隣りへと、それよりやや小さい室が、まるで墜道のように拡がっているのだった。
— 海野十三 『空襲葬送曲』 青空文庫
イニッシール(南の島)は中の島と同じやうな形でやや小さい。
— 片山廣子 『アラン島』 青空文庫
脳髄の中ほどにあって、大部分を占めている一対の丸い塊は、ちょっと見るとあたかも大脳であるかのごとくに思われるが、実はこれが視神経葉であって、その前に並んでいるやや小さい一対の球のほうが真の大脳である。
— 丘浅次郎 『脳髄の進化』 青空文庫
秋の空を切り取って、それに大きい黒燿石をちりばめたような眼、ミルク色のやや小さい鼻、それから最後に、先刻深井少年が、夢現の間に紅芙蓉の花弁と見た――露を含んだルビーのような、恋の殿堂の扉のような――可愛らしさの限りを尽した唇、ニッとほほ笑むと、その間から真珠の歯がちろりと見えます。
— 野村胡堂 『焔の中に歌う』 青空文庫
柵を開き、拜殿の大海老錠を拔くと、中には立派な壇が据ゑてあり、扉を開くと、等身よりやや小さいと言ふ、歡喜天の像が安置してあるのでした。
— 江戸の夜光石 『錢形平次捕物控』 青空文庫
作例 · 標準
この帽子は私にはやや小さいようだ。
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そのレストランは席数がやや小さいが、料理は絶品だ。
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彼が住んでいるアパートは、一人暮らしにはやや小さいかもしれない。
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