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祈祷者

きとうしゃ
名詞
1
標準
person who prays
文例 · 用例
けれども、その男を、年配、風采、あの三人の中の木戸番の一人だの、興行ぬしだの、手品師だの、祈祷者、山伏だの、……何を間違えた処で、慌てて魔法つかいだの、占術家だの、また強盗、あるいは殺人犯で、革鞄の中へ輪切にした女を油紙に包んで詰込んでいようの、従って、探偵などと思ったのでは決してない。
泉鏡花 革鞄の怪 青空文庫
眞に祈祷するものは一所懸命なり、祈祷者はその心靈に於て明らかに神と交歡す、彼自ら何を言ひ何を語りつつあるかを知らざる也。
萩原朔太郎 散文詩・詩的散文 青空文庫
「それは仰せのとおりでございますが、与右衛門にとりついて、すぐ責め殺したのでは、懲らしめになりません、こうしてお菊を悩ますのも、与右衛門に苦痛を見せるためであります」 とても宥めたくらいでは累の怨霊は退かないと云うので、祈祷者を呼んで来て仁王法華心経を読ました。
田中貢太郎 累物語 青空文庫
医者でもあり・占星師でもあり・祈祷者でもある・一人の老いたる魚怪が、あるとき悟浄を見てこう言うた。
中島敦 悟浄出世 青空文庫
被告は一度として貧しい祈祷者に薬物を混入した供物を与えた事実が無いではないか。
佐左木俊郎 或る部落の五つの話 青空文庫
そのよりは病人の傍で、祈祷者の用意して来た榊の枝に紙片をつけた幣を雙手に捧げるように持って、寂寞として坐っている。
田中貢太郎 村の怪談 青空文庫
と、祈祷者が声高々と祈祷をはじめる。
田中貢太郎 村の怪談 青空文庫
祈祷者はそれを見ると、祈祷を止めて睨むようによりの女を見おろした。
田中貢太郎 村の怪談 青空文庫
作例 · 標準
礼拝堂の中では、数十人の祈祷者たちが膝をつき、熱心に神への願いを捧げていた。
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「しっ、静かに。あそこにいる祈祷者たちの集中を乱してはいけないよ」
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聖地として知られるその場所には、世界中から集まった祈祷者たちの絶え間ない祈りの声が響いている。
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