存命
ぞんめい
名詞動詞-サ変動詞-自動詞頻度ランク #31135 · 青空 243 例
標準
being alive
文例 · 用例
父が長崎の県知事をしていたときに、招かれて、こちらの区長に就任したのでございますが、それは、ちょうど私が十二の夏のことで、母も、その頃は存命中でありました。
— 太宰治 『誰も知らぬ』 青空文庫
母の存命中は時々手紙をよこしていたが、母の没後は自然と疎遠になっていたので今度の病気の事も知らないでいた。
— 寺田寅彦 『備忘録』 青空文庫
……まず、開通式といった日に、ここの村長――唯今でも存命で居ります――年を取ったのが、大勢と、村口に客の歓迎に出ておりました。
— 泉鏡花 『半島一奇抄』 青空文庫
時に州を領するの間滅亡する者其数|幾許なるを知らず、況んや存命の黎庶は、尽く将門の為に虜獲せらるゝ也。
— 幸田露伴 『平将門』 青空文庫
その娘はもう二十年も昔から、存命えていることやら死んでしもうたことやらも知れぬものになってしまう、わずかに残っていたこの太郎坊も土に帰ってしまう。
— 幸田露伴 『太郎坊』 青空文庫
掏摸万歳の時で御覧じろ、えて吉、存命は覚束ねえ。
— 泉鏡花 『婦系図』 青空文庫
存命えて坊主になって老い朽ちた。
— 泉鏡花 『海神別荘』 青空文庫
声もなき女の思、熟視めつつ、ややにまた暮れもいためど、ただ密に頼みてし噴水のにほひとだえて、存命し悩の夢の曲節も見るによしなみ、真素肌の身は悲し冷けき石になりゆく。
— 北原白秋 『第二邪宗門』 青空文庫
作例 · 標準
彼女は家族の存命を願って、毎日祈っている。
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その老人は、歴史上の事件を存命中に体験している。
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彼の存命中に、もう一度会いたいと切に願う。
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