単独講和
たんどくこうわ
名詞
標準
separate peace
文例 · 用例
以上は前期欧洲大戦中での出来事で、ラスプーチンは、露国皇帝をして、敵国|独逸と、単独講和させようとしていたのであった。
— 国枝史郎 『世界の裏』 青空文庫
このあいだ朝日新聞が講和問題についてアンケートを集めたとき「単独講和でいいから、そして軍事同盟の条件がついてもよいから早いほどよい」と答えたのはおもに実業家でした。
— 宮本百合子 『講和問題について』 青空文庫
講和の出た去年の十一月下旬、新聞が集めたアンケートでは面白い事に、警視総監のような政府の役人と株屋と徳川夢声等が単独講和でも早いほうがよいという回答をしています。
— 宮本百合子 『今年こそは』 青空文庫
十一月十一日の両者の会見は、こうしてすらすらと、単独講和の実現を見てしまった。
— 第十一分冊 『新書太閤記』 青空文庫
次々の報告は、信雄がなした単独講和の風評を、いよいよ確定づけた。
— 第十一分冊 『新書太閤記』 青空文庫
信雄の単独講和は、徳川家の知ったことではないと、天下に宣言して欲しいのである。
— 第十一分冊 『新書太閤記』 青空文庫
丹羽長秀が調停にうごいた折も、もっぱらその折衝には数正が当っていたし、こんどの信雄の単独講和にも、何か、かれの策動が蔭にあったのではないか?
— 第十一分冊 『新書太閤記』 青空文庫
表裏の北陸 信雄の単独講和は、一挙に、家康の立場を失わせたが、その家康と秀吉との和睦が成ると、家康を支持して諸州に騒いでいた反秀吉党もまた、謀乱の目標をうしなって、あちこちで、旗なき捨て子にされてしまった。
— 第十一分冊 『新書太閤記』 青空文庫
作例 · 標準
戦後の日本は、全ての交戦国ではなく一部の国々とサンフランシスコ単独講和を結ぶ道を選んだ。
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全権大使は、共産圏諸国を排除した形での単独講和が将来に禍根を残すと懸念した。
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当時の国会では、全面講和を主張する野党と単独講和を推進する与党の間で激しい論戦が交わされた。
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