政商
せいしょう
名詞
標準
businessman with political ties
文例 · 用例
で、そこはまた拔目のない所謂政商などは莫大もない金を賭けて張と卓子を圍む。
— 南部修太郎 『麻雀を語る』 青空文庫
すぐに道修町の薬種問屋へ雇われたが、無気力な奉公づとめに嫌気がさして、当時大阪で羽振りを利かしていた政商五代友厚の弘成館へ、書生に使うてくれと伝手を求めて頼みこんだ。
— 織田作之助 『勧善懲悪』 青空文庫
政商達と結託して、私利を追うているらしい子爵の態度を、可なり不快に思っているらしかった。
— 菊池寛 『真珠夫人』 青空文庫
政商|連と結託して、金のためにばかり、動いているらしいのだ。
— 菊池寛 『真珠夫人』 青空文庫
大きいところでは旧式の政治家、又は所謂政商なぞにも、商売上この手腕を振う者がいくらでもある。
— 夢野久作 『東京人の堕落時代』 青空文庫
政商達と結託して、私利を追うてゐるらしい子爵の態度を、可なり不快に思つてゐるらしかつた。
— 菊池寛 『真珠夫人』 青空文庫
政商連と結託して、金のためにばかり、動いてゐるらしいのだ。
— 菊池寛 『真珠夫人』 青空文庫
恰度前代の社交が吉原であったように、明治の政府と政商との会合は多く新橋、赤坂辺の、花柳明暗の地に集まったからでもあろう。
— 長谷川時雨 『明治美人伝』 青空文庫
作例 · 標準
「彼は政界の大物と密接に繋がり、巨大な利権を手にした政商として知られる。」
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「近代日本の発展の影には、国策を支えた多くの政商の存在があった。」
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「特定の企業が政商として振る舞うことは、公平な競争を阻害する恐れがある。」
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ウィキペディア
政商(せいしょう)とは、政府つまり政治家(政治)や官僚(行政)とのコネや癒着(官民癒着)により、優位に事業を進めた事業家、あるいは企業グループのこと。江戸時代には、御用商人(ごようしょうにん)と呼ばれた。戦前日本の財閥はその代表例である。
出典: 政商 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0