発動機
はつどうき
名詞
標準
engine
文例 · 用例
今では発動機船に冷蔵庫と無電装置を載せて陸岸から千海里近い沖までも海の幸の領域を拡張して行った。
— 寺田寅彦 『日本人の自然観』 青空文庫
ついに、ばあさんは、港から出る発動機船に頼んで本土へ猫を積んで行って貰った。
— 黒島伝治 『「紋」』 青空文庫
」発動機船の舟方は、本土から帰ってばあさんに云った。
— 黒島伝治 『「紋」』 青空文庫
雨にぬれた弁天島という島や、黒みかゝった海や、去年の暴風にこわれた波止場や、そこに一艘つないである和船や、発動機船会社の貯油倉庫を私は、窓からいつまでもあきずに眺めたりする。
— 黒島傳治 『海賊と遍路』 青空文庫
そして籾は、発動機をかけた自動|籾擂機に放りこまれて、殻が風に吹き飛ばされ、実は、受けられた桶の中へ、滝のように流れ落ちた。
— 黒島傳治 『浮動する地価』 青空文庫
発動機船もなく天気予報の無線電信などもなかった時代に百マイルも沖へ出ての鮪漁は全くの命懸けの仕事であったに相違ない。
— 寺田寅彦 『海水浴』 青空文庫
そしてやがて、彼がその自動車会社の技師で浅原礼介と云う名であることや、またこの頃自動車の発動機に就いて、何か新発明を完成させて、相当嘱望されていることなどを知った。
— 渡辺温 『或る母の話』 青空文庫
発動機も機体もまだシッカリしているんだが、みんな乗るのを厭がるもんだから、天井裏にくっ付けておいたんだ……止せ止せ……」 そう云って忠告した司令官の言葉も、心配そうに見送った同僚の顔も、みるみるうちに旧世紀の出来事のように層雲の下に消え失せて行った。
— 夢野久作 『怪夢』 青空文庫
作例 · 標準
この古いボートの発動機は、修理が必要だ。
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飛行機の発動機は、常に最高の状態に保たれている。
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彼は壊れた発動機を自分で分解して直した。
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ウィキペディア曖昧さ回避
発動機 原義としては原動機の項目を参照。
出典: 発動機 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0