人力
じんりき異読 じんりょく
名詞頻度ランク #20068 · 青空 586 例
標準
human power
文例 · 用例
人跡絶えた山道には、人力車の通う術もなかったので、二人の若い男女は、互に助け合いながら、蔦葛の這う細道を、幾時間となくさまよい歩いた。
— 室生犀星と佐藤春夫の二詩友を偲びつつ 『小泉八雲の家庭生活』 青空文庫
曰く、学校の講義が終ると、車夫が人力車を持って迎えに来ている。
— 室生犀星と佐藤春夫の二詩友を偲びつつ 『小泉八雲の家庭生活』 青空文庫
たまに、學校へ人力車に乘つてやつて來て、祕書をしたがへ、校内を一巡する。
— 太宰治 『校長三代』 青空文庫
一巡して、職員たちに見送られ、人力車に乘つて悠々、御歸館。
— 太宰治 『校長三代』 青空文庫
而も、宿命であると分れば、人力で、幾分美を人為的に保存し増大せしめることが出来る。
— 中原中也 『芸術論覚え書』 青空文庫
故に、芸術とは、興味が、笑ひといふ自然的作品よりも、作品といふ人力の息吹きのかゝつたものを作り出すためには、興味そのものの内部に、生活人よりも格段と広い世界を有さねばならぬ。
— 中原中也 『芸術論覚え書』 青空文庫
何という題であったか忘れたが、自分が九歳の頃東海道を人力車で西下したときに、自分の乗っていた車の車夫が檜笠を冠っていて、その影が地上に印しながら走って行くのを椎茸のようだと感じたと見えてその車夫を椎茸と命名したという話を書いた。
— 寺田寅彦 『明治三十二年頃』 青空文庫
上野へ入れば往来の人ようやくしげく、ステッキ引きずる書生の群あれば盛装せる御嬢様坊ちゃん方をはじめ、自転車はしらして得意気なる人、動物園の前に大口あいて立つ田舎漢、乗車をすゝむる人力、イラッシャイを叫ぶ茶店の女など並ぶるは管なり。
— 寺田寅彦 『半日ある記』 青空文庫
作例 · 標準
この重い荷物を運ぶには、かなりの人力が必要だ。
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昔はすべて人力で行われていた作業も、今では機械化されている。
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人力だけでは解決できない問題に直面している。
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