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雨雲

あまぐも
名詞頻度ランク #32558 · 青空 267
1
標準
rain cloud
文例 · 用例
沼津を過ぐれども雨雲ふさがりて富士も見えず。
寺田寅彦 東上記 青空文庫
顧れば峡間から東方の霞沢岳連峰の木山には、どす玄い雨雲が、甘藍の大葉を巻いたように冠ぶさって、その尖端が常念一帯の脈まで、包んで来ている、雪の峡流は碧い石や黄な石をひたして、水嵩も多くなって、樺青く雪白い間を走って行くのが、遙かに瞰下されて、先は森林の底に没している。
小島烏水 槍ヶ岳第三回登山 青空文庫
空は藍鼠色に濁って、雨雲が真ッ黒な岩壁に、のしかかっている。
小島烏水 谷より峰へ峰より谷へ 青空文庫
行手の連峯は雨雲の底面で悉くその頂を切り取られて、山々はたゞ一面に藍灰色の帷帳を垂れたやうに見えてゐる。
寺田寅彦 雨の上高地 青空文庫
有名な河童橋は河風が寒く、穂高の山塊はすつかり雨雲に隠されて姿を見せない。
寺田寅彦 雨の上高地 青空文庫
行手の連峰は雨雲の底面でことごとくその頂を切り取られて、山々はただ一面に藍灰色の帷帳を垂れたように見えている。
寺田寅彦 雨の上高地 青空文庫
有名な河童橋は河風が寒く、穂高の山塊はすっかり雨雲に隠されて姿を見せない。
寺田寅彦 雨の上高地 青空文庫
藁ずきの紙にもあるか君が身は瀧見に行かず雨づゝみするかえし雨雲のおほひかくさば二荒山行きて見るとも多岐見えめやも此夕長塚来りて、雨ふるとも明日は行かん、という。
伊藤左千夫 滝見の旅 青空文庫
作例 · 標準
私は毎日雨雲について考えている。
雨雲という言葉は日本語で重要だ。
彼は雨雲の意味を理解している。
この文には雨雲が含まれている。