良き
よき
名詞頻度ランク #10634 · 青空 0 例
標準
goodness
文例 · 用例
三味も同じこと、琴は西片町あたりの垣根ごしに聞たるが、いと良き月に弾く人のかげも見まほしく、物がたりめきて床しかりし。
— 樋口一葉 『あきあはせ』 青空文庫
いい加減にしていると、矛盾も矛盾に見えず、より良きものが眼につかないからです。
— 岡本かの子 『仏教人生読本』 青空文庫
反対に、真面目になって、まともに向うと、矛盾が目につき、より良きものが望まれ、現状にひどい不満を感じて来るからです。
— 岡本かの子 『仏教人生読本』 青空文庫
人間にあって、何が一番深刻な矛盾であって、いつが一番より良きものを望む時でしょうか。
— 岡本かの子 『仏教人生読本』 青空文庫
そして、もし自分が「眼」のたちの人間でそれに相応した業務をもち、それによって成果を得られるならば、「鼻」のたちの人がそれによって得られる成果を羨望しないところに、この人生の良き現実の世界が在り、自他の区別が整然とついた立派な差別相が保てるのです。
— 岡本かの子 『仏教人生読本』 青空文庫
因果歴然たる道理を知って、これを自信を持って善用して行けば、良き結果は得られると判っていながら、実際の上では必ずしも良結果を収めていません。
— 岡本かの子 『仏教人生読本』 青空文庫
萬事は汝に任すあひだ良きに計ひ得させよ」とのたまひぬ。
— 泉鏡太郎 『十萬石』 青空文庫
さりながら飼鳥は良き遊戲にあらざるを、汝は心附かざりけむ、世に飼鳥を好む者、皆其不仁なるを知らざるなるべし、はじめよりしりぞけて用ゐざらむは然ることながら、さしては折角の志を無にして汝の忠心露れず、第一予がたしなみにならぬなり。
— 泉鏡太郎 『十萬石』 青空文庫
標準
good