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盤石

ばんじゃく
名詞
1
標準
huge rock
文例 · 用例
しかしながら、この大盤石量の達観は持ち得なくとも、常にこの理を心に置いて人生の間違いない生き方をする。
岡本かの子 仏教人生読本 青空文庫
大の毛唐が、いくら真赤になって呻いても大盤石の如く貧乏揺ぎもしなかったわ。
渡辺温 四月馬鹿 青空文庫
盤石巌を飛ばすこと春の雨に相同じ。
泉鏡花 天守物語 青空文庫
温泉の町の、谿流について溯ると、双六谷と言ふのがある――其処に一坐の大盤石、天然に双六の目の装られたのが有ると言ふが、事実か、と聞いたのであつた。
泉鏡太郎 神鑿 青空文庫
亭主が答へて、如何にも、此の辺で噂するには、春の曙のやうに、蒼々と霞んだ、滑かな盤石で、藤色がゝつた紫の筋が、寸分違はず、双六の目に成つて居る。
泉鏡太郎 神鑿 青空文庫
其時坐つて居た蒲団が、蒼味の甲斐絹で、成程濃い紫の縞があつたので、恰も既に盤石の其の双六に対向ひに成つた気がして、夫婦は顔を見合はせて、思はず微笑んだ。
泉鏡太郎 神鑿 青空文庫
天工の奇蹟の故に、四五六また双六谷と其処を称へ、温泉も世の聞こえに、双六の名を負はするが、谷を究めて、盤石を見たものは昔から誰も無い。
泉鏡太郎 神鑿 青空文庫
渠の前には、一座滑かな盤石の、其の色、濃き緑に碧を交へて、恰も千尋の淵の底に沈んだ平かな巌を、太陽の色も白いまで、霞の満ちた、一塵の濁りもない蒼空に、合せ鏡して見るやうな……大さは然れば、畳三畳ばかりと見ゆる、……音に聞く、飛騨国吉城郡神宝の山奥にありと言ふ、双六谷の名に負へる双六巌は是ならむ。
泉鏡太郎 神鑿 青空文庫
作例 · 標準
庭に据えられた大きな盤石は、苔むして古めかしい雰囲気を醸し出している。
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地震にもびくともしない盤石のような基礎が、建物を支えている。
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山道を歩いていると、突然目の前に巨大な盤石が現れた。
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2
標準
firmness
作例 · 標準
彼の決意は盤石で、誰にも揺るがすことはできない。
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この会社は、盤石な経営基盤の上に成り立っている。
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盤石な守備で、相手チームの攻撃を完全に封じ込めた。
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