好景気
こうけいき
名詞頻度ランク #28629 · 青空 56 例
標準
good times
文例 · 用例
この頃好景気のある船会社の船長の細君は、外米は鶏の餌に呉れてやっている、これは最も簡単な方法だが誰れにでも出来る方法ではない。
— 黒島傳治 『外米と農民』 青空文庫
そこは今の江東橋、そのころの柳原で、日露戦争後の好景気で、田舎から出て来て方々転々した果てに、一家はそこに落ち着き、小僧と職人四五人をつかって、靴屋をしていたのだったが、銀子が尋常を出る時分には、すでに寂れていた。
— 徳田秋声 『縮図』 青空文庫
母は夫と共に日露戦役後の世間の好景気につれ、東京の下町で夫婦共稼ぎの一旗上げるつもりで上京して来た。
— 岡本かの子 『河明り』 青空文庫
それが済むと、すばらしい好景気の時代が来た。
— 岡本綺堂 『深見夫人の死』 青空文庫
さればボーモントおよびフレッチャーの『金無い智者』にも不思議に好景気な人を指して、精魂が鼠か妖婆の加護を受くるでないかという辞がある。
— 鼠に関する民俗と信念 『十二支考』 青空文庫
珍らしい好景気の頃で、Y子の家庭の空気は、彼にとつては、常に祭礼の如く賑々しく、花やかな別荘にでも招かれて客となつてゐるかの如く面白く、稍ともすれば、云ひ知れない不安を感ずることが多かつた。
— 牧野信一 『小川の流れ』 青空文庫
お恥かしい話ではあるが開業|※々の好景気に少々浮かされ気味の私は、いつの間にか学生時代とソックリの瓢軽者に立ち帰っていた。
— 夢野久作 『少女地獄』 青空文庫
」 私達が好景気の頃に、彼女は稍ともすれば斯う云つて、強くて、お金持で、そして歌の名手気取りであつた私の顔を凝つと眺めてゐたものだ。
— 牧野信一 『武者窓日記』 青空文庫
作例 · 標準
今年は好景気で、ボーナスが大幅にアップしました。
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戦後の日本は、高度経済成長期という好景気を経験しました。
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「いやー、最近は好景気で忙しいね!」と商店主が笑顔で言った。
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