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一臂

いっぴ
名詞
1
標準
a (helping) hand
文例 · 用例
この仕事はどうも私には荷が勝った仕事ですが、いずれ勤先とも話がつきましたら専心この計画にかかって私の生涯の事業にしたいと思いますので」 その節は、亡父の誼みもあり、東海道愛好者としても呉々も一臂の力を添えるよう主人に今から頼んで置くというのであった。
岡本かの子 東海道五十三次 青空文庫
君がその気なら憚りながら一臂の力を貸す決心でいるんだからね」 山岸の提言に他の社員たちも、佐藤加奈江を仇討ちに出る壮美な女剣客のようにはやし立てた。
岡本かの子 越年 青空文庫
自分は決して浮きたる心でなく真面目にこの少女を敬慕しておる、何卒か貴所も自分のため一臂の力を借して、老先生の方を甘く説いて貰いたい、あの老人程|舵の取り難い人はないから貴所が其所を巧にやってくれるなら此方は又井下伯に頼んで十分の手順をする、何卒か宜しく御頼します。
国木田独歩 富岡先生 青空文庫
僕も田舎の静かな、平和な日のために、一臂の力を添えてやっても、毒にもなるまいから、――今日は一つ午後から出かけて行って、考えた理論を二つ三つやってみるとするかな」 しかしホームズの田舎における静穏な日と云うのは全く変な結末を見せたのであった。
コナン・ドイル 自転車嬢の危難 青空文庫
その友が僕の身を念うてくれて、社会へ打つて出て壮に働け、一臂の力を仮さうと言うのであつたら、僕は如何に嬉からう!
尾崎紅葉 金色夜叉 青空文庫
手を交互左右に伸ばして樹枝を捉え進み移る状、ちょうど一の臂が縮んで他の臂が伸びる方へ通うと見えるから、猿は臂を通わすてふ旧説あり、一|臂長く一臂短い画が多い。
猴に関する伝説 十二支考 青空文庫
願はくは一臂の力をかされよといふ。
大町桂月 秋の筑波山 青空文庫
私は冷然としてお前の惨死を見守ってこそいるだろうが、一臂の力にも恐らくなってはやらないだろう。
有島武郎 惜みなく愛は奪う 青空文庫
作例 · 標準
困っている友人には、できる限り一臂を貸してあげたいと思っている。
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プロジェクトの遅延を防ぐため、チームメンバー全員が一臂を貸し合って作業を進めた。
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「もし一人で抱えきれないことがあったら、遠慮なく言ってくれ。俺が一臂くらいは貸せるからさ。」と、先輩は力強く言った。
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