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夷俗

いぞく
名詞
1
標準
barbaric custom
文例 · 用例
若し腐ることあるときは、その臓腑を去ること不念なりとて、その者より夷俗の償ひを取ることなり。
中山太郎 本朝変態葬礼史 青空文庫
夕やみのせまる高松の街を、築港のほうへと、ぞろぞろ歩きながら、早く帰って思うさま足をのばしたいと、しみじみ考えていると、「大石先生、あおい顔よ」 田村先生に注意されると、よけいぞくりとした。
壺井栄 二十四の瞳 青空文庫
――彼はいそぎ足になり、かいぞく橋の袂で辻駕籠をひろうと、八丁堀へいそがせた。
山本周五郎 五瓣の椿 青空文庫
ここはすいぞくかんなのでしょうか。
江戸川乱歩 ふしぎな人 青空文庫
6 いやそれはすいぞくかんではありません。
江戸川乱歩 ふしぎな人 青空文庫
作例 · 標準
古代の史料には、支配者層が異民族の習慣を「夷俗」として退ける記述が散見される。
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啓蒙思想家たちは、迷信や非合理的な「夷俗」を打破し、理性を重んじる社会の実現を目指した。
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歴史研究において、植民地主義者はしばしば先住民の文化を「夷俗」と規定し、その排除を正当化した。
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現代においては「夷俗」という言葉は侮蔑的であり、異文化理解の観点から使用には慎重さが求められる。
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