寄り添う
よりそう
動詞-五段-ウ行動詞-自動詞頻度ランク #31410 · 青空 496 例
標準
to get close
文例 · 用例
それは、ポーラとの結婚を祝する座員ばかりの水入らずの宴会の席で、ポーラがふざけて雌鶏のまねをして寄り添うので上きげんの教授もつり込まれて柄にない隠し芸のコケコーコーを鳴いてのける。
— 寺田寅彦 『自由画稿』 青空文庫
あなた様は人の世の恋人同志が、月の夜の木蔭に寄り添うて語り交す、蜜のように甘い言葉をお聴きなされたことがおありですか。
— 岡本かの子 『阿難と呪術師の娘』 青空文庫
すると、自分でも何となく笑い声を立てながら、こうして笑い合ったことで、急に親しくなったと思い、ぐいと肩に力を入れて寄り添うて行った。
— 織田作之助 『それでも私は行く』 青空文庫
僕がどんなことをしても、怒らないのか」 娘は黙ってうなずくと、そっと小沢の方へ寄り添うて来た。
— 織田作之助 『夜光虫』 青空文庫
針助はギラギラと燃えていた眼を、急にうっとりと細めて、針の先を見つめていたが、やがて、「ほな、どない言うても、いやか」 次郎はうなずきながら、思わず三郎に寄り添うた。
— 織田作之助 『夜光虫』 青空文庫
そして、それは彼の自尊心とぴたりと寄り添うていて、勿論謙譲からではなかった。
— 織田作之助 『雨』 青空文庫
十|燭の電燈に照らされた板張りの上の小さな火鉢に、消し炭が一パイに盛られている傍に、男と女が寄り添うようにして跼まって、濡れくたれた着物の袖を焙っている。
— 夢野久作 『いなか、の、じけん』 青空文庫
それを知っていながら、嘉七は、わざとかず枝にぴったり寄り添うて人ごみの中を歩いた。
— 太宰治 『姥捨』 青空文庫
作例 · 標準
夫婦はベンチに寄り添って、夕焼けを眺めていた。
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悲しみに暮れる友人に、何も言わずただ寄り添った。
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新しい文化に寄り添い、その良さを理解しようと努める。
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