押し売り
おしうり
名詞動詞-サ変動詞-他動詞頻度ランク #36287 · 青空 37 例
標準
high-pressure selling
文例 · 用例
また一方私はルクレチウスをかりて自分の年来培養して来た科学観のあるものを読者に押し売りしつつあるのではないかと反省してみなければならない。
— 寺田寅彦 『ルクレチウスと科学』 青空文庫
自由はわがままや自我の押し売りとはちがう。
— 寺田寅彦 『涼味数題』 青空文庫
それでそういう事に特に興味のある人たちにはその点がおもしろいのかもしれないが主として詩と俳諧とを求めるような観客にとっては、何かしらある問題を押し売りされるような気持ちがつきまとって困るようである。
— 寺田寅彦 『映画雑感(4)』 青空文庫
何の打算も無い好意、押し売りでは無い好意、二度と来ないかも知れぬひとへの好意、自分には、その白痴か狂人の淫売婦たちに、マリヤの円光を現実に見た夜もあったのです。
— 太宰治 『人間失格』 青空文庫
聖賢の言は、生活の虚飾として用いられ、いたずらに神仙の迷信のみ流行し、病人は高価な敗鼓皮丸を押し売りされて、日増に衰弱するばかりなのだ。
— 太宰治 『惜別』 青空文庫
蒸し暑い夕風の縁側で父を相手に宣教師のようなあつかましさをもって「新俳句」の勝手なページをあけては朗読の押し売りをしたが、父のほうではいっこう感心してくれなかった。
— 寺田寅彦 『俳諧瑣談』 青空文庫
殊に震災後の強烈な生存競争に疲れ切った親達は、もうそんな理窟を編み出す力さえ無くなったらしい、大昔から何の効能もないときまった、「恩の押し売り」を試みる位が関の山らしい。
— 夢野久作 『東京人の堕落時代』 青空文庫
美術批評家と夏蜜柑7・9サンデー毎日 日本の宴会には、よくお客同志の余興づくしといつたやうなものがあつて、それあるがために自分の隠し芸を、人前に押し売りをする事の出来る楽しみもあるが、どうかすると、自分が芸無しのために飛んだ恥をかゝされることがよくある。
— 大正十一(一九二二)年 『茶話』 青空文庫
作例 · 標準
例句
標準
forcing on someone (e.g. kindness)
作例 · 標準
例句