潜入
せんにゅう
名詞動詞-サ変動詞-自動詞頻度ランク #15256 · 青空 325 例
標準
infiltration
文例 · 用例
陳独秀が稲妻のように舞踊靴の部屋に這入ってくると、彼は米良にボロジン一味が再び南昌から漢口に潜入したことを告げ、彼は嶮しい眼を閉じるとボロジンの南昌入によって新たな時局の転廻となるか、恐らくは最期の瓦解となる二つの道を告げるのであった。
— 吉行エイスケ 『地図に出てくる男女』 青空文庫
総工会系の煽動者が、市中に潜入している。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
火柴公司では煽動者の潜入を警戒した。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
忍術というのは明治になっては魔法妖術という意味に用いられたが、これは戦乱の世に敵状を知るべく潜入密偵するの術で、少しは印を結び咒を持する真言宗様の事をも用いたにもせよ、兵家の事であるのがその本来である。
— 幸田露伴 『魔法修行者』 青空文庫
白血球というものは、悪い黴菌が潜入するとき血液内に待受けていて喰い殺す役目を勤める肉体の保護者です。
— 岡本かの子 『仏教人生読本』 青空文庫
午後四時頃、麹町永田町なる深川夫人の邸の庭へ、垣より潜入りたる茶褐色の犬あり。
— 泉鏡花 『貧民倶楽部』 青空文庫
物騒な代の富家大家は、家の内に上り下りを多くしたものであるが、それは勝手知らぬ者の潜入|闖入を不利ならしむる設けであった。
— 幸田露伴 『雪たたき』 青空文庫
人目を憚るのだから、忍びに忍んで潜入するのだが、いや、どうも、我折れた根気のいい事は、朝早くでも、晩方でも、日が暮れたりといえどもで、夏の末のある夜などは、ままよ宿鳥なりと、占めようと、右の猟夫が夜中|真暗な森をううちに、青白い光りものが、目一つの山の神のように動いて来るのに出撞した。
— 泉鏡花 『神鷺之巻』 青空文庫
作例 · 標準
スパイは敵陣に**潜入**し、機密情報を盗み出した。
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警官たちは、麻薬組織のアジトへ秘密裏に**潜入**した。
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「まさか、こんなところに**潜入**するとは!」と、彼は驚きを隠せなかった。
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