ジンジン
ジンジン異読 じんじん
副詞副詞-と動詞-サ変
標準
(painful) tingling
文例 · 用例
急に暑くなった日に電車に乗って行くうちに頭がぼうっとして、今どこを通っているかという自覚もなくぼんやり窓外をながめていると、とあるビルディングの高い壁面に、たぶん夜の照明のためと思われる大きな片かなのサインが「ジンジンホー」と読まれた。
— 寺田寅彦 『錯覚数題』 青空文庫
(不器用千万なる身ぶりにて不状に踊りながら、白拍子のむくろを引跨ぎ、飛越え、刎越え、踊る)おもえばこの鐘うらめしやと、竜頭に手を掛け飛ぶぞと見えしが、引かついでぞ、ズーンジャンドンドンジンジンジリリリズンジンデンズンズン(刎上りつつ)ジャーン(忽ち、ガーン、どどど凄じき音す。
— 泉鏡花 『多神教』 青空文庫
」 暗雲低迷する空の下、情熱に燃えたこの断末魔のモガの媚態はいつまでも続いたが、そのとき一台の立派なクライスラーが花壇の傍をゆるやかなスピードで通りすぎんとして、どうしたわけだか、ピタリと停まり、しかもジンジンとエンジンを高鳴らしながら徐々に逆行してきた。
— 海野十三 『深夜の市長』 青空文庫
」「清修館と云うと……」「あのウ、何でも郵便局と八幡様がありますそうで……」 谷村さんは急に、体中がジンジンと熱くなつて来ました。
— 林芙美子 『清修館挿話』 青空文庫
お店から一日ひまをもらうと、鼻頭がジンジンする程寒い風にさからって、京都へ立った。
— 林芙美子 『放浪記(初出)』 青空文庫
愛情に飢えている私は、胸の奥が、擽ぐったくジンジン鳴っている。
— 林芙美子 『放浪記(初出)』 青空文庫
二日も飯を食えないジンジンする体を、三畳の部屋に横たえている事は、まるで古風なラッパのように埃っぽく悲しくなる。
— 林芙美子 『放浪記(初出)』 青空文庫
(ナンダ写真だったのか) 寺田洵吉は、これが水木の、悪趣味な写真だったのか、と見極がつくと、やっと、※っとした気持ちになったが、それでもまだ胸の動悸が頭の芯に、ジンジン響くのを意識しながら入口のところに突立っていた。
— 蘭郁二郎 『魔像』 青空文庫
作例 · 標準
長時間のハイキングの後、私の足は痛みを伴ってジンジンした。
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寒さで指先がジンジンする感覚があった。
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麻酔が切れ、歯が痛みを伴ってジンジンし始めた。
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標準
noisily (ringing)
作例 · 標準
教会の鐘が、祭りを知らせるためにジンジン(けたたましく)鳴った。
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大音量のコンサートで、彼の耳はジンジン(けたたましく)鳴っていた。
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目覚まし時計が、絶え間なくジンジン(けたたましく)鳴っていた。
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