凹形
おうけい異読 おうがた
名詞名詞-の形容詞多音語
標準
concavity
文例 · 用例
兵士はうやまひあつし竹刀とりお前にとうと聲|徹り撃つ激しくうちあふ竹刀眼には入れこの畏こさに面も小手もわかず營庭にて三聯隊の兵全部凹形に整列し、隊歌を合唱す。
— 北原白秋 『白南風』 青空文庫
兵士はうやまひあつし竹刀とりお前にとうと声|徹り撃つ激しくうちあふ竹刀眼には入れこの畏こさに面も小手もわかず営庭にて三聯隊の兵全部凹形に整列し、隊歌を合唱す。
— 北原白秋 『白南風』 青空文庫
壁上の路は凹形に墻があり、幅は野砲を据ゑ得ることが城壁に異らない。
— 附 満蒙の歌 『満蒙遊記』 青空文庫
地球が凸形に円く見えるのは地上にある時で、上空からは凹形に円く見える。
— 豊島与志雄 『蛸の如きもの』 青空文庫
真に標高の高い部分は南緯八二度東経六〇度から南緯七〇度東経一一五度を結ぶ強大な弧を描いて、我々のキャンプに向かって凹形を成し、海側の終端は長大な氷に閉ざされた岸辺となって、南極圏限界線からウィルキス及びモーソン(*32)が瞥見したのはその終端部の丘々である。
— H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft 『狂気の山脈にて』 青空文庫
伸子らの家も在る長方形の一区画を凹形に囲んでいるのであった。
— 宮本百合子 『伸子』 青空文庫
凹形の右の道をずっと来て煙草屋の角を左へ、今伸子が歩いている横通りへ曲って来るのだ。
— 宮本百合子 『伸子』 青空文庫
「やんごとないお方さまの、お身ちかく、この世でならびない、御栄華にお生きなされているあなたさまのお側で、たとえ、たったしばしの間でも、こうして御贔屓をおうけいたせるなぞとは、上方をはなれますとき、思いも及ばぬことでござりました」「何をいやるぞ――そなたは?
— 三上於菟吉 『雪之丞変化』 青空文庫
作例 · 標準
例句