届ける
とどける
動詞-一段動詞-他動詞頻度ランク #14655 · 青空 2288 例
標準
to deliver
文例 · 用例
下ろして「これはどうしますか」と訊くと、一応家主さんに届ける、家主さんは信者だから家主さんのではないが、家主さん隠居夫婦が此の家を出た後半年ばかりゐたといふ人達のものだから、家主さんからその人達に渡して貰らふ。
— 中原中也 『引越し』 青空文庫
祖母さんに、どんな事が有ッても其様な真似は私はしない、私のやれる丈けやって妹と弟の行末を見届けるから心配して下さるなと言切って其時あんまり口惜かったから泣きましたのよ。
— 国木田独歩 『二少女』 青空文庫
それで課長殿が窓際へ行って信号の出処を見届けようとしても、光束が眼を外れると鏡は見えなくなり、眼に当れば眩惑されるので、もしも相手が身体を物蔭に隠して頭と手先だけ出してでもいればなかなか容易に正体を見届けることは困難であろうと想像される。
— 寺田寅彦 『異質触媒作用』 青空文庫
何だか訳が分らずに届けることが出来るかい!
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
荷物を配達先へ届けると同時に産気づいて、運送屋や家の人が気を揉むうちに、安やすと仔牛は産まれた。
— 梶井基次郎 『雪後』 青空文庫
一先拝借して自分の急場を救った上で、その中に母から取返すとも、自分で工夫して金を作るとも、何とでもして取った百円を再び革包に入れ、そのまま人知れず先方に届ける。
— 国木田独歩 『酒中日記』 青空文庫
私は母から届けるよう頼まれた仕立ものを差出します。
— 岡本かの子 『愛』 青空文庫
来るのは何ものだか、見届けるつもりであったろう。
— 泉鏡花 『悪獣篇』 青空文庫
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